リアム・ペインの新曲「Do No Wrong」、遺族への配慮からリリース延期へ・・コラボ相手サム・パウンズが発表
プロデューサーのサム・パウンズが、故リアム・ペインとのコラボ曲のリリースを延期することを発表した。
10月29日(火)、サム・パウンズはリアム・ペインとのコラボ曲「Do No Wrong」をリリースすることを発表した。「Do No Wrong」は11月1日(金)に公開される予定となっていた。
10月16日、リアムはアルゼンチン・ブエノスアイレスにあるホテルの部屋のバルコニーから転落し、駆けつけた救急隊員によりその場で死亡が確認された。これまでの報道によると、死因は頭部と胸部、腹部、手足における内外の出血だという。リアムは31歳の若さでこの世を去った。
サムはX(旧Twitter)で、リリース延期の理由と、曲の発売日について、「今日は『Do No Wrong』のリリースを見送り、リアムのご家族の決定に委ねたいと思います。収益は、ご家族が選ぶ慈善団体に寄付するか、彼らの望む形で使われることを願っています」と投稿した。
さらにサムは、「私たちは皆、この曲を愛していますが、今はまだその時ではありません。私たちはリアムの死を悼み、家族が静かに祈りの中で過ごせるようにしたいと考えています。みんなで待ちましょう」とし、遺族への配慮からリリースを延期することを説明した。
リアムの死を知らせる報道の直後、サムはインスタグラムでこの曲のプレビューを公開し、リアムがクリス・ブラウンと一緒に仕事をしたいと考えていたことも明かした。
サムは「USA Today」に対し、「この曲がリアムの夢見たように世界に祝福をもたらすことを祈ります。この曲を聴くことで、毎日天使が皆さんを癒してくれることを願っています。リアムの姉のルースさんや息子のベアくん、そして家族全員にとって、この曲が支えとなりますように」「この曲が悲しみを和らげるものとなることを願います」と語っている。