ゼイン、ステージでリアム・ペインを追悼 「兄弟のような存在だったリアムに捧げる」 リアムの地元公演でメッセージ&「It’s You」の感動パフォーマンス[動画あり]
元ワン・ダイレクションのメンバーで、現在ソロ歌手として活躍するゼイン(31)が、改めてリアム・ペインへの追悼を行った。
リアム・ペインは10月16日、アルゼンチン・ブエノスアイレスのホテルでバルコニーから落下し、31歳の若さで悲劇的な死を遂げた。
現在、ソロツアー「ステアウェイ・トゥ・ザ・スカイ」を行っているゼインは、11月29日(金)の夜、リアム・ペインの地元であるイギリス・ウルヴァーハンプトンでの公演で、自身の曲「It’s You」をワン・ダイレクション時代のバンドメンバーだったリアムのために捧げた。
コンサートの後半、ピンクのハートとともに、「リアム・ペイン1993-2024 愛してるよ、ブラザー」というメッセージがスクリーンに映し出された。そこでゼインはリアムに話しかけるように、語り始めた。その際の様子が、観客によってX(旧Twitter)でシェアされている。
「毎晩、ショーの終わりにやっていることがある。それは、兄弟のような存在だったリアム・ペインに捧げるものだ」と、ゼインが話すと、観客からは大きな歓声が起こった。
イングランドのリーズで開催された公演でも、ゼインはこのメッセージをコンサートの最後にステージに映し出している。これまでは、ゼインがコンサートを去ったあとに出されていたが、今回ゼインは初めてこのスクリーンの前でリアムについて語った。
ゼインは続けて、「安らかに眠れ。このメッセージが届いているといいな。今夜は君の故郷ウルヴァーハンプトンにいる。これは君に捧げるよ、リアム。次の曲は『It’s You』だ」と続けた。
ゼインは当初、先月にツアーを開始する予定だったが、リアムの悲報を受けて最初の数公演を延期していた。
ゼインは、2015年の3月にワン・ダイレクションを脱退しているが、先月に執り行われたリアムの葬儀には、ハリー・スタイルズ、ナイル・ホーラン、ルイ・トムリンソンら他メンバーと共に参列していた。