ジョージ・クルーニー、恋愛映画から引退宣言!? 「25歳の若手俳優と競うつもりはない」、話題の『グッドナイト&グッドラック』ブロードウェイ版についても言及

ジョージ・クルーニー
ジョージ・クルーニーが、俳優として新たな段階に入ろうとしている。
米俳優にして、映画監督、プロデューサー、政治活動家としても活躍するジョージ・クルーニー(63)は、今後ロマンス映画を演じることはないと明かした。
米CBSテレビの番組「60ミニッツ」に出演したジョージは、「25歳の若手主演俳優と競おうとは思っていない。それは自分の仕事ではないし、もう恋愛映画には出ない」と語った。
さらに、自身が2005年に手がけた映画『グッドナイト&グッドラック』を基にしたブロードウェイ公演についても語った。
映画『グッドナイト&グッドラック』は、第62回ヴェネチア国際映画祭で主演男優賞、脚本賞、国際批評家連盟賞を受賞。第78回アカデミー賞では作品賞、監督賞、主演男優賞など6部門にノミネートされた。
ブロードウェイ版でジョージは、1950年代初頭、共産主義者の疑惑を追及するジョセフ・マッカーシー上院議員と対峙するCBSの放送ジャーナリスト、エドワード・R・マロー役を演じる。また、トニー賞受賞経験を持つ演出家デヴィッド・クローマーがメガホンを取り、ジョージは脚本も手がける。アカデミー賞をこれまでに2度受賞し、2010年にはエミー賞のボブ・ホープ・ヒューマニタリアン賞を獲得しているジョージだが、今回ミュージカル界のトップであるトニー賞に初めて挑む。
さらにインタビューの中で、民主党の大物支持者として知られるジョージは、選挙期間中の報道をめぐり、トランプ大統領が米ABCニュースを名誉毀損で訴え1600万ドルで和解したことや、現在CBSニュースとも200億ドルの訴訟が進行中であることについても言及した。
現在の政府とメディアとの関係について、「私たちは、政府を利用して国民に恐怖を与えたり罰則を科したり、企業を使ってジャーナリストの影響力を抑えようとする動きを目にしている」と語った。
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