女優クロエ・グレース・モレッツ、同性愛者であることを公表 「ゲイの女性としてカマラ・ハリス支持を宣言
映画『キック・アス』(2010年)や『キャリー』(2013年)などで知られる女優クロエ・グレース・モレッツ(27)が、同性愛者であることを公表した。
クロエ・グレース・モレッツは子役としてキャリアをスタートし、ホラー映画『悪魔の棲む家』(2005年)やドラマシリーズ「デスパレートな妻たち」に出演。その後、スーパーヒーロー映画『キック・アス』と、ホラー映画『モールス』(2010年)で人気が急上昇し、一躍人気ハリウッドスターの仲間入りをした。MTVムービー&TVアワードを4回獲得するなど、様々な栄誉にも輝いている。
米時間11月1日(金)、クロエは米大統領選を前にカマラ・ハリス候補への支持を表明した。またその際、自身のインスタグラムで同性愛者であることを明かした。
クロエは、「私は早期投票を済ませ、カマラ・ハリスに投票しました。この選挙では本当に多くのことがかかっています」と投票をすでに終え、ハリス候補に投票したことを表明した。
また、ハリス候補を支持する理由として、「政府には、女性である私の体に関して決定する権利はないと思っています。私の体についての決定は、私と医師だけが行うべきものです。カマラ・ハリスはそれを守ってくれるでしょう」と政府が女性の体の自己決定に介入することを批判し、今回の大統領選の争点となっている「妊娠中絶の権利」についても触れた。
さらに「ゲイの女性として、LGBTQ+コミュニティを守るための法的保護が必要だと感じています」とし、同性愛者であることを公表した。
クロエが自身の性的指向について公にしたのは今回が初めてだったが、モデルのケイト・ハリソンとの交際が噂されていた。
クロエは最後に、「私たちにはこの国で保護が必要であり、必要で適切なケアを受けられるようにしたいです。さあ、あなたは早期投票をしますか?友人たちと一緒に投票所に行く計画を立てましょう!IWillVote.com(適切な投票先を知らせるウェブサイト)にアクセスして、あなたに最適な投票方法を見つけてください」と投票を呼びかけた。