クイーンのギタリストブライアン・メイ、脳卒中の後遺症で左腕が一時不自由に! ギターが弾けなくなるかもしれなくて「怖かった」と語る
伝説的ロックバンド クイーンのギタリスト、ブライアン・メイ(77)は、先週、軽い脳卒中のような症状に見舞われ、左腕が一時的に使えなくなったことを明らかにした。
ブライアン・メイは、現地時間9月4日(水)の朝にSNSを通じて、健康上の問題によりギターを再び弾けるかどうか不安に感じていたことを打ち明けた。
【動画】Brian May reveals he suffered a stroke in video message to fans
ブライアン・メイはインスタグラムの動画の中で指を動かしながら、「今日は良い知らせを持ってきた。その良い知らせは、この数日間にいろいろあったが、まだギターが弾けるということだ」「というのも、弾けるかちょっと疑っていたんだ。約1週間前に起こった健康上の小さな問題が、軽い脳卒中と呼ばれるもので、正直、少し怖かった」と話した。
メイはその際に突然、腕が動かなくなったと語った。医療関係者たちの「素晴らしいケア」に感謝しながら、「当時は何も言いたくなかった。周囲に騒がれるのが嫌だったんだ。同情は求めていない」と加えた。
続けてメイは「お願いだから同情しないで。そうすると受信箱がいっぱいになってしまうからね。それが嫌なんだ」と冗談交じりに述べ、さらに「でも、良いニュースは、僕が大丈夫だということ。今は医者に言われた通りに、基本的に何もしないで過ごしているんだ。自宅待機中だよ」とファンを安心させた。
動画内のメイは元気そうな様子だが、現在は運転や飛行機に乗ることも禁止されており、心拍数が上がるリスクを避けているとも説明した。
メイは過去にも健康上の問題を抱えており、2020年には心臓発作で「死にかけた」という。医師はメイの3本の動脈が詰まっていることを発見したため、彼は動脈を開くための手術を受けた。当時、タイムズ紙とのインタビューで、「そこからの回復は長い道のりだった」「飲んでいる薬のせいで合併症が起こり、その一つが胃の爆発で、これが命を奪いかけたんだ」と彼は語っている。
彼は今回のできごとについて、「酒も飲まないし、タバコも吸わない。コレステロールも高くないし、ツアー中も運動していたのに、なぜこんなことが起こったのか理解できない」「少なくとも今、俺の心臓は以前よりもはるかに良い状態で動いている」と語った。