セレーナ・ゴメス、健康上の問題から出産ができないことを明かす・・「代理母出産や養子縁組などの選択肢があることに感謝」 子どもを持つことへの葛藤や希望を語る
女優セレーナ・ゴメス(32)がVanity Fair誌とのインタビューで、妊娠、出産できないことを明かした。
当初ドキュメンタリー映画を公開したくなかった
6年にわたってセレーナ・ゴメスを追ったドキュメンタリー映画『セレーナ・ゴメス:My Mind & Me』について語ったセレーナ・ゴメス。当初「チームに、何とか取り下げられないか聞いた」と公開に迷いがあったことを明かした。
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セレーナは「映画が公開されたとき、数日間は何も見なかったし、家から出るのが怖かった。だけど、それを受け入れるようになり、いいことだと感じるようになったわ。でも、今の自分とは全然違うと改めて言いたい。精神的にバランスを崩していて、本当に難しかった。人々が私を被害者だと言っていたことにいらだちがあった。弱いことは実は最も強いことの一つだと思っている。あの話は私の人生を支配するものではない」と当時のことを振り返った。
そして、「毎日感謝しているし、他の人と同じように日々の困難もあるけれど、私は被害者じゃない。ただたくさんのことを乗り越えたに過ぎないわ。誰にも私をかわいそうだと思ってほしくない」と語った。
また、セレーナは結婚観や自身の子どものことについても語っている。病気により、子どもを産めないことを初めて明かした。
恋人ベニー・ブランコとの結婚願望
セレーナは現在交際中のプロデューサー、ベニー・ブランコとの結婚願望について、「彼氏に出会う前、私は5年間シングルだったの。その間に数回デートに行ったことはあったけど、基本的には独りだった。私はこう考えたの。『こんな感じなら私にとって最も重要なことは何だろう?家族かも』って」と明かした。
健康上の問題で妊娠できないことを明かす
また、自身の子どもに関しては「これまで言ったことがなかったけれど、残念ながら自分で子供を妊娠することはできない。多くの健康上の問題があって、私自身と赤ちゃんの命を危険にさらす可能性がある。長い間悲しかった」と子どもが望めないことを明かしたセレーナ。
しかし、今はその状況を受け入れているとし、「代理出産や養子縁組をしようとする素晴らしい人々がいることは幸いなこと。それによって、母親になりたいと切望している他の人々に対しても感謝している。代理母出産も養子縁組も私にとって大きな選択肢だから」と語った。
自己免疫疾患のループス(全身性エリテマトーデス)を患っているセレーナ・ゴメス。2017年にはその治療の一環として、腎臓移植の手術を受けたことを明かしていた。