「ドラゴンボールZ」英語版ナレーター、ドク・ハリスが76歳で死去―ファンに愛されたナレーション「次回のドラゴンボールZでお会いしましょう」

ドク・ハリス
Komugi Yamazaki
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「ドラゴンボールZ」の英語版ナレーターとしての活動で知られるカナダ人声優のドク・ハリスが、76歳で亡くなった。
報道によると、ハリスさんは10月5日にカナダ・バンクーバーで亡くなった。「Broadcast Dialogue」によると、ドク・ハリスは先月に軽い手術を受けていたという。
ドク・ハリスは「ドラゴンボールZ」のナレーションの声として知られており、1996年から2003年の間に200話以上のエピソードで声を担当した。ファンの間では、エピソードの終わりに「次回のドラゴンボールZでお会いしましょう」と語る印象的な声に人気があった。
【動画】Doc Harris…
ハリスの本名はギルバート・オーキンレックで、1960年代と1970年代にバンクーバーのディスクジョッキーとしてのキャリアの中でドク・ハリスという名前を名乗るようになった。彼は声優としての多彩なキャリアを築き、多くのアニメやビデオゲームに出演。さらに、SFドラマシリーズ「X-ファイル」の1つのエピソードにも出演している。
1996年から1997年にかけて「ドラゴンボールZ」の英語版で悟空の声を担当したイアン・ジェームズ・コーレットは、ハリスが彼の初期のキャリアに大きな影響を与えた存在であり、「音楽に生き、音楽を愛した」人物で、「映画に対しても鋭い感性を持っていた」と述べた。
「ドラゴンボールZ」以外では、「キャプテンN ザ・ゲーム・マスター」や「マイ・リトル・ポニー~トモダチは魔法」でもナレーションを務めた。また、「ドラゴンボールZ」ではナレーターの役割だけでなく、最終的には孫悟飯の声も担当した。
【動画】Doc Harris, Vancouver’s legendary radio announcer/DJ legacy video sample.

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