2024.08.08

テイラー・スウィフトの「The Eras Tour」ウィーン公演、“テロ計画”を確認し３公演が中止に

テイラー・スウィフト

Komugi Yamazaki

人気歌手テイラー・スウィフトが現在開催している世界ツアー「The Eras Tour」のウィーン公演が、テロ計画を受け中止となった。Varietyなどが伝えている。

8月7日、オーストリア警察は、ウィーンのエルンスト・ハッペル・スタジアムで予定されていたテイラー・スウィフトのコンサートで、テロを企てたとして容疑者2人を逮捕した。このテロ計画はISIS関連のものであったという。

オーストリアのコンサート・プロモーターであるバラクーダ・ミュージックは、このニュースを受け声明を発表した。

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プロモーターは声明の中で「テイラー・スウィフトの『The Eras Tour』ウィーン公演は、政府当局がテロ計画を確認したため、中止となりました。エルンスト・ハッペル・スタジアムでテロ攻撃が計画されていることを政府当局が確認したため、皆様の安全のため、予定されていた3公演を中止せざるを得なくなりました」と発表し、チケット代金の返金についても記載した。

テイラーのウィーン公演は8月8日～10日にかけて3公演を予定していた。また、各公演に6万5000人が来場すると想定されていた。

国際報道によると、逮捕された容疑者の中には、ISISに忠誠を誓い、テルニッツの町で両親と暮らしていた19歳の男と、もう一人の男が含まれているという。

警察が19歳の男の家を家宅捜索し、様々な化学薬品や物質を発見した後、2人とも8月7日に逮捕された。報道によれば、家宅捜索の間、テルニッツの住民は避難し、道路は閉鎖されたという。

ウィーン州警察のフランツ・ルフ長官とゲルハルト・プルストル警察署長の記者会見によると、容疑者2人ともインターネットを通じて過激化し、テロをどのように実行するか具体的な計画を立てていたとされている。