『スター・ウォーズ』ダース・ベイダーの声優ジェームズ・アール・ジョーンズ、93歳で死去 マーク・ハミルも追悼コメント発表 「父さん、安らかに」
超大作SF映画『スター・ウォーズ』のダース・ベイダーの声優として知られるジェームズ・アール・ジョーンズが亡くなった。享年93であった。
Deadlineによると、ジェームズ・アール・ジョーンズの代理人は、米時間9月9日の朝、ニューヨーク州ダッチェス郡の自宅で亡くなったことを明らかにした。
ジェームズ・アール・ジョーンズは、『スター・ウォーズ』のダース・ベイダーの声優として知られ、長年世界中の人に親しまれてきた。またジェームズは、ディズニー映画『ライオン・キング』のムファサの声も務めている。
さらに、ジェームズはEGOT(※)受賞者であり、2011年にアカデミー賞生涯功労賞、1991年に『Heat Wave』とドラマ「Gabriel’s Fire」でエミー賞、1977年にグラミー賞最優秀スポークン・ワード・アルバム賞受賞、1969年に舞台「The Great White Hope」、1987年に舞台「Fences」でトニー賞を受賞している。
※エミー賞(Emmy)、グラミー賞(Grammy)、アカデミー賞/オスカー(Oscar)、トニー賞(Tony)の頭文字を繋げた用語で、4つの賞をすべて獲得した人物に与えられる称号。
ジェームズの訃報を受け、『スター・ウォーズ』シリーズのルーク・スカイウォーカー役で知られるマーク・ハミルは、「父さん、安らかに」と、ルーク目線のコメントと共に追悼した。
さらに、『スター・ウォーズ』シリーズの監督であるジョージ・ルーカスも、『スター・ウォーズ』の公式SNSを通じて追悼コメントを発表した。
「ジェームズ、今までありがとうございました。ジェームズは素晴らしい俳優であり、芸術と精神の両方において最もユニークな声でした。半世紀近く、彼はダース・ベイダーでしたが、その秘密は彼が美しい人間であったことです。彼はすべての役柄に深みと誠実さと意味を与え、なかでも故セシにとっては献身的な夫であり、フリンにとってすばらしい父親でした。ジェームズは私たち…友人もファンも含めて…多くの人に惜しまれることでしょう」