ROYAL FAMILY

英ウィリアム皇太子、父チャールズ国王のガン公表に関し初めてコメント トム・クルーズも参加のイベントでまさかのジョークを発する[写真あり]

チャールズ国王とウィリアム皇太子

チャールズ国王とウィリアム皇太子

Mika Tanner
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先日ガンであることを公表したイギリスのチャールズ国王。これに関し、息子であるウィリアム皇太子が初めてコメントを出した。

ウィリアム皇太子は2月7日に行われたロンドン航空救急隊の慈善ディナーに参加。ロンドン中心部のホテルで開催されたこのイベントは、ロンドンの救急ヘリのための資金集めのガラパーティーで、皇太子は4年に渡って支援を行っている。この日は米俳優のトム・クルーズも出席しており、華やかな場となった。

トムと笑顔で2ショット

このイベントでウィリアム皇太子は「この機会に、最近の日々においてキャサリン(妻)と父への温かいサポートメッセージに感謝を申し上げたいと思います。それは私たち全員にとって非常に大切な意味を持っています」と話した。

彼は「過去数週間はかなり『医療』に関する状況が多かったので、そこから離れるために『航空救急隊』のイベントに来てみました」と冗談交じりに付け加えた。

というのも、ウィリアム皇太子の妻であるキャサリン妃も1月に腹部の手術のため公務を休むことを発表していたからだ。手術の詳細は公表されていないが、1月17日には王室の関係者がNBC NEWSに対し非ガン性であることを確定している。

ウィリアム皇太子は最近、自身とキャサリン妃の子供たちであるジョージ王子、シャーロット王女、ルイ王子と過ごすために一時的に王室の職務を休職していたが、この慈善イベントが休職後の初の公務となった。

そしてチャールズ国王と言えば先日、前立腺肥大の手術中に別の問題が発見され、その検査の結果ガンであることが発覚した。王室はこの事実を「憶測を避け、世界中のガン患者に対する理解の一助となることを願う」と添え、2月5日に発表した。

現時点ではどの種類のガンであるかなど詳細は明らかにされていないが、王室は「前立腺ガンではない」と述べており、「国王は治療に対して前向きな態度を保っている」と明かしている。また、国王が君主として機能できない場合の代理を任命する計画は今のところないと言われている。

国王は2月5日から定期的な外来治療は開始しており、一部の公務を延期せざるを得なかったが、国王として事務作業、プライベートミーティングなどは継続するという。

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