「フレンズ」マシュー・ペリー、薬物過剰摂取で亡くなる前の悲痛な最期の言葉が明らかに
昨年10月に亡くなったマシュー・ペリーの薬物の過剰摂取に関わったとして5人が起訴され、その件に関わる法廷書類で彼の最後の言葉が明らかにされた。
複数のメディアが報じたところによると、マシュー・ペリーの住み込みアシスタントであるケネス・イワマサは、過失致死に繋がるケタミン投与に関与したとして有罪を認めたが、マシューの最後の言葉は「大きいのを打ってくれ(Shoot me up with a big one)」だったと述べている。
米人気ドラマシリーズ「フレンズ」で知られるマシューは、長年にわたり薬物依存の問題に苦しみ、その闘いを回想録「Friends, Lovers, and the Big Terrible Thing(原題)」の中でも明かしている。
マシューは2023年10月28日にジャクジーで死亡しているところをイワマサ被告により発見された。ロサンゼルスの検視官は12月に、「ケタミンの急性作用」によりマシューが死亡したことを確認。米司法省は、イワマサ被告が死亡当日にマシューに「繰り返しケタミンを注射していた」ことを発表した。
これに関連して起訴された他の被告には、薬の供給者であるとされるジャスヴィーン・サンガ、医師のマーク・チャベス被告と医師のサルバドール・プラセンシア被告が含まれている。5人目の被告である知人のエリック・フレミング被告は、サンガ被告からケタミンを入手し、イワマサ被告に提供したとされている。
サンガ被告は有罪となれば終身刑に直面する可能性があり、他の被告は10~25年の刑が科される可能性がある。
特にプラセンシア被告は、マシューがケタミンの購入に興味を示したことを知った後、チャベス被告に冷酷とも言えるメッセージを送っていたことが明らかになっている。司法省はプレスリリースで、「チャベスへのテキストメッセージで、プラセンシアはペリー氏にケタミンをいくらで売るかを議論し、『このバカがいくら払うか見ものだ』と述べていた」と発表した。
一方イワマサは、司法省によると、マシューに「1日に6回から8回ケタミンを注射していた」と述べており、事故の日の数週間前に少なくとも2回マシューが意識不明の状態で自宅にいるのを発見したことも認めている。