2024.08.08

「ゲーム・オブ・スローンズ」の新スピンオフ「A Knight of the Seven Kingdoms」の予告編が公開！ GOTの世界の「庶民の生活」にフォーカスした作品に［動画あり］

「A Knight of the Seven Kingdoms」予告映像

Komugi Yamazaki

大人気ドラマ「ゲーム・オブ・スローンズ」の新スピンオフドラマ「A Knight of the Seven Kingdoms（原題）」の予告編が公開され話題となっている。

米時間8月4日、ワーナー・ブラザースのストリーミングサービス「MAX」は、今年と来年に公開予定作品の予告編映像を一挙公開した。

【動画】Coming to Max in 2024-2025 | The Penguin, The White Lotus, The Last of Us and More（「A Knight of the Seven Kingdoms」は1分10秒あたり）

映画『IT』の前日譚ドラマ「IT：ウェルカム・トゥ・デリー」や、「The Last Of Us」の新シーズンと並んで、世界的ヒットを記録した大人気ドラマ「ゲーム・オブ・スローンズ」のスピンオフシリーズとなる来年公開予定のドラマ「A Knight of the Seven Kingdoms」の予告編も公開された。映像では、ピーター・クラフィが「ダンク」ことダンカン・ザ・トールとして登場している。

この作品はジョージ・R・R・マーティンの「ダンクとエッグの物語」のシリーズを基に、シーズン1ではその最初の物語「草臥しの騎士」が描かれており、その後、「誓約の剣」と「謎の騎士」の物語が続く予定である。

物語は、ダンクが亡くなった騎士の鎧を着て、自分を騎士だと宣言し無計画にトーナメントに参加することから始まる。彼の行動は予想外の出来事を引き起こし、ダンクはさまざまな試練に直面していくというもの。

同ドラマの時間軸としては、「ゲーム・オブ・スローンズ」の100年前、「ハウス・オブ・ザ・ドラゴン」の出来事の後を舞台としている。

クリエイターのライアン・コンダルは「この作品では、『ゲーム・オブ・スローンズ』の権力争いによって苦しむ庶民たちが描かれる」と語っている。これにより、これまで描かれてこなかった小さな人々の視点から見たウェスタロスの世界が広がることになるだろう。原作では、庶民の生活や彼らがどのように生き抜いてきたかが描かれており、そのリアリティがドラマ化でどのように表現されるのかも見どころである。

キャストには、デクスター・ソル・アンセル（エッグ役）、フィン・ベネット（エリオン・ターガリエン役）、バーティー・カーヴェル（ベイラー・ターガリエン役）、タンジン・クロフォード（タンセル役）、ダニエル・イングス（ライオネル・バラシオン役）、そしてサム・スプルエル（メイカー・ターガリエン役）が参加する。彼らの演技がどのように物語に命を吹き込むのか、期待が高まる。

「A Knight of the Seven Kingdoms」は2025年にHBOで配信予定である。