トランプ大統領、AIの未来を担う「スターゲート・プロジェクト」を発表! ソフトバンク、OpenAI、オラクルと共同事業、77兆円規模のAIインフラ計画とは
米大統領に再び就任したドナルド・トランプ大統領(78)が、大規模なAIプログラムを発表した。
ドナルド・トランプ米大統領は、民間部門への投資を通じて、国内で人工知能のインフラを構築する計画を発表した。
OpenAI、ソフトバンク、オラクルは、米政府と共同で「スターゲート・プロジェクト」と呼ばれる事業を進める計画であると複数の情報筋が伝えている。
ソフトバンクCEOの孫正義氏、OpenAIのサム・アルトマン氏、オラクルのラリー・エリソン氏が1月21日(火)午後にホワイトハウスを訪れ会見をおこなった。
報道によると、これらの企業の経営者たちは、スターゲート・プロジェクトにまず1,000億ドル(約15兆円)を投資し、今後4年間で最大5,000億ドル(約77兆円)を投資する可能性もあるという。
スターゲート・プロジェクトは、まずテキサス州でデータセンターのプロジェクトを開始し、その後他の州へ拡大すると報じられている。
「The Information」の報道によると、昨年3月、OpenAIとマイクロソフトが2028年に始動予定のAIスーパーコンピューター「スターゲート」を含む1,000億ドル規模のデータセンタープロジェクトを計画しているとされていた。しかし、この発表がその計画に関連しているかは現時点で明らかになっていない。
ロイター通信は、OpenAIが2022年にChatGPTを公開して以来、AIへの投資が急増していると報じている。企業各分野が自社の製品やサービスにAIを取り入れようとしており、AIには「膨大な計算能力が必要であり、技術企業が多数のチップをクラスタとして結びつけることを可能にする特殊なデータセンターの需要が高まっている」としている。
ソフトバンクグループの孫正義氏はトランプ大統領との記者会見後の取材で「トランプ大統領とはどのような話をしたのか」という質問に対し、「これからがゴールデンエイジだという話をした」「トランプ大統領が望まなければこの決断はなかった」と答えた。