ジョー・バイデン米大統領、銃撃を受けたドナルド・トランプ氏に電話していた!「短くも良いものだった」
米時間7月13日(土)、ペンシルベニア州で行われたドナルド・トランプ氏の集会において、暗殺未遂事件が発生。これを受け、ジョー・バイデン大統領は7月14日(日)にホワイトハウスで声明を発表した。
7月13日(土)、ペンシルベニア州で開催されたドナルド・トランプ氏の集会中、トランプ氏を狙った暗殺未遂事件が起きた。犯人は高所からライフル銃でトランプ氏を狙って発砲。銃弾の一部がトランプ氏の右耳を貫通し流血。軽傷を負った。トランプ氏は現在回復中であるが、集会を訪れていたサポーター1人が亡くなり、2人が重傷を負った。
事件を受け、ジョー・バイデン大統領はこの翌日、「昨夜、ドナルド・トランプ氏と話しました」「彼が無事で回復していることを心から感謝いたします」と、Variety誌を通じて声明を発表した。
また、バイデン大統領は、トランプ氏との会話が「短くも良いものだった」と付け加え、大統領夫人のジル・バイデン氏と共に、元大統領とその家族のために祈りを捧げていると述べた。
また、ペンシルベニア州の集会で亡くなった被害者の家族に対しても哀悼の意を表した。「彼は父親であり、家族を守るために銃弾から身を挺して命を落としました。神のご加護を。負傷された方々の完全な回復を祈るとともに、命をかけて我が国を守ったシークレットサービスやその他の法執行機関の皆さんに感謝しています」と述べた。
さらに、バイデン大統領は「昨夜も言いましたが、この種の暴力、あるいはどんな暴力もアメリカには存在しません。暗殺未遂は我々が国として立っているすべてに反するものです。これは我々の国ではありません。これを許してはなりません」と、トランプ氏の健康と安全を祈り続けていると同時に、暗殺未遂という行為がアメリカの価値観と相反するものであることを再度強調した。このような暴力行為が再発しないよう、厳しい対策が求められている。