デイジー・リドリー、『スター・ウォーズ』新作の脚本家変更騒動にも楽観的? 「急ぐことを望むファンはいない」

デイジー・リドリー
女優デイジー・リドリーは、『スター・ウォーズ』新作の脚本家の変更が続いたことを楽観的に考えているようだ。
イギリス出身の女優デイジー・リドリーは、この2年間、さまざまなジャンルで高く評価される作品に出演してきた。そして今回、新作サスペンス映画『クリーナー』で、『007/カジノ・ロワイヤル』や『ゴールデンアイ』といった人気のジェームズ・ボンド映画を手がけたマーティン・キャンベル監督とタッグを組んでいる。
キャンベル監督とリドリーは意気投合し、すでに次なるアクションスリラー映画『Dedication/デディケーション(原題)』の企画も進行中だ。
2月21日に全米で劇場公開となる『クリーナー』で、デイジー・リドリーはジョーイ・ロックという元兵士の役を演じる。ジョーイは、ロンドンの高層ビルで窓清掃員として働いており、そのビルには、大手エネルギー企業の本社が入っている。
【動画】『クリーナー』予告編(英語)
ある日、同社の株主パーティーが開かれるが、過激な活動家グループが会場を占拠し、企業の腐敗したCEOたちとその共謀者たちが隠蔽してきた環境破壊の実態を暴こうとする。
活動家グループを率いるのは、クライヴ・オーウェン演じるマーカスである。しかし、グループ内では意見の対立が激化し、環境問題を掲げる過激派メンバーが人質を取って立てこもる。
たまたま予定よりも遅くまで仕事をしていたジョーイは、人質を救い、テロリストと戦うことに。そして過去の自分とも向き合うこととなる。
この役柄はリドリーにとって過酷な試練となり、彼女のキャリアの中でも最も体力を要する挑戦のひとつとなったようだ。リドリーは業界誌The Hollywood Reporterに、「撮影が終わる頃には、体中が切り傷やあざだらけになっていました。あるシーンでは、あまりにも強くセットにぶつかって、ライトや周りのものが揺れました。骨を折ったかと思ったけれど、どうやら骨にあざができただけみたいでした」と語った。
そしてリドリーは『スター・ウォーズ』の新作映画『ニュー・ジェダイ・オーダー』にも出演予定となっている。スティーヴン・ナイトが、デイモン・リンデロフとジャスティン・ブリット=ギブソンが降板した後、脚本を引き継いだ。
しかし、その後まもなく、ハリウッドで大規模ストライキが発生し、ナイトの作業は中断された。すでにドラマシリーズ「ピーキー・ブラインダーズ」映画版のプロデュースに取りかかる予定があったナイトは、最終的に、2024年秋の撮影開始が決まった後、『ニュー・ジェダイ・オーダー』から降板した。 そして、『ボーン・アルティメイタム』の脚本を手がけたジョージ・ノルフィが後任として就任したことが報じられた。
リドリーはこういった変更にも楽観的で、ルーカスフィルムが品質を重視し慎重に進めていることを評価しているようだ。
リドリーは「映画の公開日が制作スケジュールに大きく影響を与えることについては、これまでにも多く語られてきました。この脚本がこの物語を語る最良の方法であることを確認する自由は素晴らしいし、急ぐことを望むファンはいないと思います。待つだけの価値はあります。私はジョージが取り組んでいることを知っているし、彼は驚異的な脚本家です。だから読むのが本当に楽しみだし、そう、すべて価値があるのです」と語った。
『クリーナー』は2月21日から米劇場公開予定だ。









