『ザ・バットマン』続編が2027年に延期! ジェームズ・ガンがその理由を明かす・・「5年以上の間隔が空くのは珍しいことではない」
マット・リーヴス監督によるヒット作『THE BATMAN-ザ・バットマン-』(2022年)の続編が、当初2026年10月2日に劇場公開される予定だったが、公開日が2027年10月1日に延期されることが明らかになった。
DCスタジオの共同代表のジェームズ・ガンは、『THE BATMAN-ザ・バットマン-』続編の公開延期を受け、Threadsでその理由を説明した。
ジェームズ・ガンは、「延期の主な理由は、まだ完成した脚本がないためだ」と公開延期の理由を明かし、「マットは可能な限り最高の映画を作ることに全力を尽くしており、脚本を書くのにどれだけ時間がかかるかは予測できない」と監督のマット・リーヴスが脚本を執筆中であることを明かした。
さらにガンは「大きなプロジェクトでは、脚本が完成した後、プリプロダクション(準備作業)、撮影、ポストプロダクション(編集作業)に約2年が必要になる」と説明した。
『THE BATMAN-ザ・バットマン-』の続編製作は、2022年4月に発表された。当初は2025年10月3日とされていたが、2026年10月2日へと一度延期されている。その際の延期理由は、2023年に発生したストライキの影響だった。
SNS上で、延期を悲しむ声を受け、ガンは「実際のところは、続編で5年以上の間隔が空くのは珍しいことではない」と指摘。
さらに、「『エイリアン』と『エイリアン2』の間は7年。『インクレディブル・ファミリー』の続編には14年。『ターミネーター』の最初の2作の間は7年。『アバター』の続編は13年。そして『トップガン』の続編は36年。もちろん『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』のVol.2とVol.3の間も6年だった」と延期を擁護する形でコメントした。
『THE BATMAN-ザ・バットマン-』は世界興行収入およそ7億7,000万ドル(当時の為替レートで約1,200億円)を達成する大ヒットを記録した。