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ベネディクト・カンバーバッチ、「今ならあの役はもう演じない」! もう演じたくないそのキャラとは・・?当時の葛藤と批判を振り返る

ベネディクト・カンバーバッチ

ベネディクト・カンバーバッチ

Komugi Yamazaki
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ベネディクト・カンバーバッチ(48)が、自身のキャリアを振り、もう演じたくないと思っている役について明かした。

ドラマシリーズ「SHERLOCK(シャーロック)」でシャーロック・ホームズを演じ、マーベル映画『ドクター・ストレンジ』役としても知られる英俳優ベネディクト・カンバーバッチは、最近のインタビューで過去の物議を醸した映画の役について語った。

2016年に公開されたベン・スティラー監督のコメディ映画『ズーランダー NO.2』で、ベネディクトはノンバイナリーのファッションモデルであるキャラクター「オール」を演じた。

米メディア「Variety」のインタビューで、ベネディクトは「この役について話すのは難しい」と語った。

映画の予告編が初公開された直後から、ベネディクトはLGBTQ+活動家たちから批判を受けた。キャラクターの性別に関するジョークが差別的であると指摘されたのだ。

そのため、ベネディクトは「何度も謝罪することになった」という。

共演者であるベン・スティラー、オーウェン・ウィルソン、ウィル・フェレルについての話題になると、ベネディクトは、「彼らは素晴らしい人たちだし、初代『ズーランダー』が象徴的な作品だったからこそ参加できて光栄だった。僕も大ファンだったからね」と述べた。

しかし「でも、状況は複雑になり、誤解を招き、人々を傷つけてしまった。それは尊重すべきことだ。だから、今ならあの役はもう演じないだろう」とベネディクトは続けた。

ベネディクトが演じた『ズーランダー NO.2』のオールというキャラクターは、ノンバイナリーだ。ノンバイナリーとは、性自認が男性または女性のいずれにも当てはまらないと考える人を指す。

2015年に『ズーランダー NO.2』の予告編が公開されると、シスジェンダー(生まれ持った性別と性自認が一致する)であるベネディクトがノンバイナリーのキャラクターを演じたことに反対する声が上がり、同作のボイコットを求める署名運動が行われる事態となった。

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