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「イカゲーム」シーズン2、トランス女性ヒョンジュ役のキャスティングに驚きの声! トランス女性を起用しなかった理由&韓国のLGBTQ事情を監督が明かす

「イカゲーム」シーズン2

「イカゲーム」シーズン2

Komugi Yamazaki
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「イカゲーム」シーズン2ではトランスジェンダーをテーマにしたストーリーが注目を集めている。ファンの間ではトランスジェンダーの女性、ヒョンジュ役を演じているのが、シスジェンダー(性自認が出生時の性別と一致している人)の男性俳優であることに驚きの声が上がっている。

【動画】「イカゲーム」シーズン2 予告編 – Netflix

「120番」ヒョンジュは、かつて兵士だった人物で、性別適合手術のための資金を稼ぐことを目的にゲームに参加している。この役を演じるのは、韓国で演技の評価の高い俳優パク・ソンフン(39)である。

「イカゲーム」のクリエイター、ファン・ドンヒョクは、トランス女性をキャスティングしなかった理由を明かしている。

ドンヒョクは「TVガイド」とのインタビューで、「ヒョンジュというキャラクターを作り始めた最初の瞬間から、このような議論が起こるだろうと予想していました」と語った。

ドンヒョクは、当初はトランスジェンダーの俳優をキャスティングする予定だったようだが、「同性愛者を公表している人は少ないのが現状です。現在の韓国社会では残念ながらLGBTQコミュニティがいまだに疎外され、無視されている状況にあり、それに胸が痛む思いです」と述べており、韓国社会でLGBTQコミュニティが十分受け入れられていないことからそれが実現しなかったようだ。

トランスジェンダーの俳優を見つけるのは難しい状況だったことから、ソンフンのヒョンジュ役へのキャスティングへとつながったようだ。ドンヒョクは、「彼のデビュー以来の作品を見てきて、彼ならこのキャラクターを演じる才能を持っていると完全に信頼していました」と語った。

ドンヒョクは、「イカゲーム」に参加する人々が、「社会から疎外され、無視されている人々」であるとし、「現在の韓国社会では、性の少数派が社会的に広く受け入れられていない状況にあります。そこで、そのようなグループを表すキャラクターを作りたいと思いました。トランスジェンダーへの受け入れは徐々に改善していますが、まだ十分とは言えません。韓国では、性の少数派であると、残念ながら社会的に孤立しがちと見なされることが多いのです」とトランスジェンダーのキャラクターを登場させることについての重要性を指摘した。

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