マイリー・サイラス、グラミー賞悲願の初受賞! 「獲ったぞー!」の雄たけびに競合のテイラー・スウィフトやビリー・アイリッシュも納得の大拍手[動画あり]

マイリー・サイラス
歌手のマイリー・サイラスが、第66回グラミー賞授賞式で念願の初受賞を果たした。
日本時間2月5日朝、音楽の祭典「第66回グラミー賞授賞式」が米ロサンゼルスのクリプト・ドットコム・アリーナで開催。マイリー・サイラスは6部門でノミネートされていたが、彼女の大ヒット曲「Flowers」が「最優秀ポップ・パフォーマンス(ソロ)」を受賞。マイリーにとって意外にも初めてのグラミー賞受賞となった。
同カテゴリーにはドージャ・キャットやビリー・アイリッシュ、オリヴィア・ロドリゴ、さらにテイラー・スウィフトとかなりの強豪がノミネートされていたが、見事に栄光を勝ち取ったマイリー。プレゼンターであるマライア・キャリーから名前が呼ばれた瞬間には“信じられない”といった表情。まさに開いた口が塞がらないといった様子で母ティッシュ・サイラスとハグを交わす。同じくノミネートされていたビリー・アイリッシュやテイラー・スウィフトらも笑顔で拍手を送った。
ステージにあがったマイリーはマライアと頬のキスを交わす。そしてスピーチで「こんなの(マライアからトロフィーをもらうこと)はアイコニックすぎる。今日は雨だったり渋滞で授賞式の出席を逃しそうになりました。それはいいんだけど、マライア・キャリーを逃すわけにはいかなかった」と、マライアへの敬愛の言葉を述べた。
そしてマイリーは「Flowers」の受賞について比喩(ひゆ)を使い表現した。
「ある小さな男の子が誕生日に欲しかったものは蝶々でした。両親は彼に蝶取り網をプレゼントし、彼はとても興奮しました。外に出て太陽の下で振り回し始めましたが、うまくいきませんでした。彼は地面に座り、ついに手を離し、この美しい蝶を捕まえられなかったことを受け入れました。そして、彼がそれをした瞬間、蝶は彼の鼻の先に着地しました。この『Flowers』は私にとっての蝶です。ありがとう。
またマイリーは「Flowers」をステージでもパフォーマンス。受賞直後のパフォーマンスということもあり勢いが止まらないマイリーは曲の合間に「みんななんでこの曲を知らないような動きしてるのー??」とオーディエンスをあおる呼びかけを入れたり、「初めてのグラミー賞獲ったぞー!」と叫ぶなど、興奮を隠せない様子を見せた。観客席のテイラー・スウィフトも全開の笑顔で声援を送った。
またマイリーはこれに引き続き年間最優秀レコード賞も受賞。初めてのグラミー賞受賞にして2冠を獲得するという偉業を成し遂げた。