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マイケル・ジャクソンの未発表曲のテープ、カリフォルニア山奥の倉庫で見つかる! 収録曲にはマイケルのラップや自身の噂についての曲も

マイケル・ジャクソン

マイケル・ジャクソン

Komugi Yamazaki
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米カリフォルニア州の元ハイウェイパトロールの警官であり、現在は専業主夫のグレッグ・マスグローブ氏は、趣味の「宝探し」で、なんと「キング・オブ・ポップ」の宝を探し当てた。The Hollywood Reporterが伝えている。

未発表のマイケル・ジャクソンの曲が収められたカセットテープの山が、サンフェルナンド・バレーの奥深くにある倉庫で見つかった。グレッグ・マスグローブ氏がこれらのテープを手にするきっかけは、知人から最近購入した倉庫について連絡を受けたことだった。この倉庫は音楽プロデューサー兼歌手のブライアン・ローレンのものだったが、マスグローブ氏によると現在ローレンの行方は不明であるという。

テープには未発表の楽曲が12曲収録されているという。マスグローブ氏は、テープに収録されていた曲について、「ファンサイトをすべて調べた。いくつかの曲は存在が噂されていて、一部が少し流出しているものもある」「でも、数曲は世界のどこにも出回っていないものだ」とThe Hollywood Reporterに語った。

マスグローブ氏の在庫リストには、収集された楽曲の詳細や未発表曲の断片が記されている。テープにはジャクソンと、恐らくローレンと思われる人物が収録や製作のプロセスについて話す様子も収められているようだ。

収録されており、未発表だった曲の中には「Don’t Believe It」というタイトルの曲があり、これはマイケル・ジャクソンがメディアで流れる自身の噂をテーマにしているようだ。この曲の雰囲気やスタイルは、当時マイケルが発表していた楽曲に似ている。また、別のテープには「Seven Digits」という曲の意味についてマイケルが説明する様子が収められている。この曲は遺体安置所で割り当てられる識別番号をテーマにしているという。

また、他にも「Truth on Youth」というタイトルの曲が収録されており、マイケルとLL・クール・Jがラップデュエットしている。LL・クール・Jは過去にマイケルと共に楽曲を制作したことを語り、収録が行われたという事実を認めている。この曲の最大の特徴は、マイケルがラップを披露しているということである。

熱狂的なマイケル・ジャクソンのファンには残念だが、これらの曲を聞けるのは限られた人だけになる可能性が高い。今年初め、マスグローブ氏は弁護士を連れて、ジャクソンの遺産を管理する「ジャクソン・エステート」に、これらのテープを持ち込んだ。マスグローブ氏によれば、財団側も独自にテープの調査を行ったが、理由は明かされていないものの購入を断られたという。ただし、これらの特定のカセットについて財団が所有権を主張しないことを明記した正式な書簡を彼に提供した。

しかし、これらのテープを将来的に購入する人物であっても、録音や楽曲の著作権は財団が所有しており、購入者が著作権を持つわけではないと、書簡には明確に記されている。つまり、これらのテープが公に公開されることは決してないということだ。

ジャクソン・エステートはThe Hollywood Reporterに対して、これらの楽曲は「新しいもの」ではなく、マスターテープはすでに財団の保管庫に収められており、そのため、商業的な目的で、テープを使用することができないと説明している。

この発見の正確な価値は不明だが、マスグローブ氏とサポートチームは、その価値を数百万ドルと見積もっている。マスグローブ氏はこれを4つの主要なオークションハウスに持ち込む予定だ。

現在、これらのテープはマスグローブ氏の手元を離れ、彼の弁護士が管理する安全な施設に保管されているという。

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