2024.11.28

セレーナ・ゴメス、苦悩と成長を赤裸々に語る！ハリウッドオーディションの裏側、“被害者”のレッテルを貼られた過去、恋人との関係、新たなディズニーでのキャリア

セレーナ・ゴメス

Komugi Yamazaki

記事内に商品プロモーションを含む場合があります

女優で歌手としても活躍しているセレーナ・ゴメス（32）が、自身のキャリアについての素直な気持ちを明かした。

今回、セレーナ・ゴメスは業界史「ハリウッド・リポーター」のカバーページのインタビューで、過去の経験や現在の思いを語った。

この投稿をInstagramで見る

Hollywood Reporter(@hollywoodreporter)がシェアした投稿

ハリウッドで役を得るための「工夫」？

セレーナは、役を得るためのオーディションについて、「もし私が若すぎるとか、何らかの理由で合わないと言われたら、オーディションに私だと知らせない方法を使うの。そうすれば、とりあえず私がオーディションを受けることは認めざるを得ないからね」と、自分がセレーナ・ゴメスであることを隠して応募することもあるようだ。

有名だからこその苦労もあるようで、「私がオーディションを希望していると聞くだけで、『それは今回の作品には合わない』とか、『無名の人を起用するつもりだ』って言われることもある。でも、結局オースティン・バトラーみたいな有名な人を選ぶんだから、『ああ、そういうことか』って感じる」と複雑な心境を明かした。

この投稿をInstagramで見る

Hollywood Reporter(@hollywoodreporter)がシェアした投稿

「被害者」として見られること

大きな病気を経験しているセレーナは、病気が理由でツアーをキャンセルした経験を持つ。そういったことが原因で、「被害者」であるとレッテルを貼られることがあるようだ。そのことについてセレーナは、「そう思われるのが本当に悔しいの。だって、本当に勇気のいることよ、弱さを見せるのって。自分の世界を他の人に見せるのは怖かったけど、私がやったのは、人々が少しでも孤独を感じないようにしたかったからなの」と語った。

そして、ツアーをキャンセルしたことについても、『ああ、彼女は本当に大変な時期を過ごしていたんだ。それで2つのツアーをキャンセルしたんだね。でも、それを乗り越えて他の人を助けたいと思ってるなんてすごい』って理解してほしかった。それだけ。でも一部の人たちは私がしようとしていたことを完全に誤解して、『被害者』ってレッテルを貼りたがる。面白いのは、私が経験してきたことを考えると、自分自身が知っている中で最も強い人間の一人だと信じているってことなの」と素直な気持ちを語った。

この投稿をInstagramで見る

Hollywood Reporter(@hollywoodreporter)がシェアした投稿

なぜ恋人のベニー・ブランコとの関係を公にしたのか？

セレーナと音楽プロデューサーのベニー・ブランコは、2023年7月に交際をスタートし、同年12月にSNSを通じて関係を公表した。セレーナは、ベニーとの交際について、「これまでの恋愛の中で一番安心できていると感じるし、この人との未来が見えるのよ。それに、少しだけ公にすると、人々がそこまで必死に追いかけなくなるの。何か噂があれば興味を持つけど、自分から『やったのよ』って言うと、『ああ、またスシパークに行ったのね』みたいに思うだけ。それに、私たちの関係の中で、世間に見せていない部分がすごくたくさんあって、それは私だけのものなの」と語った。

この投稿をInstagramで見る

Selena Gomez(@selenagomez)がシェアした投稿

長年離れていたディズニーチャンネルへの復帰

2007年から2012年に放送されたディズニーチャンネルの人気ドラマ「ウェイバリー通りのウィザードたち」でセレーナは主演のアレクサンドラを演じたことで大ヒットし、一躍スターとなった。そして、その続編となる「ウィザーズ・ビヨンド・ウェイバリー・プレイス（原題）」が2024年10月に配信を開始した。セレーナは続編にも、同役としてゲスト出演している。

最初のシリーズからしばらくディズニーチャンネルでの出演がなかったセレーナは、そのことについて、「私自身、ディズニーに問題があったわけではないの。ただ、若いうちから多忙なスケジュールを経験してきたから、少し距離を置く必要があっただけなの。たくさんの作品に出て少し疲れていたから、そうしたかった」としばらく距離を置いていたことを明かした。

「でも、今32歳になって、この部分の自分を称える方法になっている。正直に言えば、そこで全てを学んだんだもの。『ウィザードたち』の撮影最終日のビデオを見つけたんだけど、なんてことだろうって思ったの。そこで、私がキャリアでやろうと思っていたことを全部話していたのよ。年齢を重ねたからかもしれないけど、今は次の世代にバトンを渡すような感覚で、それがワクワクするの。若い世代との繋がりを失いたくないし、11歳の妹がいるのだけど、彼女も今『ウィザードたち』を気に入っている。完全に新しい世代ね」と今の率直な思いを語った。