ロバート・ダウニー・Jr.、MCU復帰のキッカケはマーベル社長ケヴィン・ファイギとの何気ない会話だった? 「すごいなと思って・・」
俳優のロバート・ダウニー・Jr.(59)が、マーベル・シネマティック・ユニバース(MCU)への復帰について口を開いた。
コミコンでドクター・ドゥーム役としてMCUに電撃復帰することを発表
『アイアンマン』のトニー・スターク/アイアンマン役で知られるロバート・ダウニー・Jr.は、今年7月にサンディエゴで開催された「コミコン」にサプライズ登場。2026年5月公開のマーベル映画『アベンジャーズ ドゥームズデイ』で、ファンタスティック・フォーの悪役ドクター・ドゥーム役としてMCUに電撃カムバックすることをアナウンスし、大きな話題となった。またロバートは2027年5月公開の『アベンジャーズ シークレット・ウォーズ』にも登場する。
今年7月に開催されたサンディエゴのコミコンにサプライズ登場したロバート↓↓
ロバートはどのような流れでMCUに復帰することになったのか。そのキッカケについて、The Hollywood Reporterのポッドキャスト「Awards Chatter」のインタビューの中で明かしている。
ケヴィン・ファイギとの何気ない会話から復帰が実現
ロバートは、マーベルの社長であるケヴィン・ファイギと、『アベンジャーズ/エンドゲーム』(2019)以来、連絡を取り合う仲だという。
ロバートは、「(ディズニー社長)ボブ・アイガーのところに行きたいという直感があったし、映画の世界以外で、(テーマ)パークで起こっていることにどう貢献できるかというアイデアがあったんだ」「(妻の)スーザンと僕はファイギと一緒に座っていて、彼は『もし君が戻ってくるならと僕は思い続けてるんだ』と言ったんだ。それにはスーザンも『待って、待って。戻るって何として?』となったよ」と、何気ない会話の中で、ファイギから言われたことを明らかにした。
どうすればマーベルファンの期待を裏切らないか
ロバートはまた、ケヴィン・ファイギは 「とても洗練された、クリエイティブな考えの持ち主」だと語る。
「(ケヴィンは)どうすれば後戻りしないか?どうすれば期待を裏切らないか?どうすれば期待を上回ることができるか?そして彼はヴィクター・フォン・ドゥームを持ち出した。そして僕はこのキャラクターを調べて、『すごいな』と思ったんだ。その後、彼は『ヴィクター・フォン・ドゥームを正しく理解しよう』と言い出したんだ」
アイアンマンを終えたロバートにとって、マーベルファンたちを裏切らず、期待を超えてくる存在がヴィクター・フォン・ドゥームだと確信したようだ。
その後、ロバートはボブ・アイガーに会い、アイガーはそのアイデアを気に入り、ロバートとケヴィンがカリフォルニアにあるディズニーの研究開発施設「ウォルト・ディズニー・イマジニアリング」を訪れるよう手配したという。
ロバート版ドクター・ドゥームは“最高のエンタメ”!?
ロバートは「あまり多くは語れないが、今そこで起こっていることは、僕の想像を超えている」と明かし、「エンターテインメントの未来に興味を持ち続けられるような形で、ある種のエンターテインメントを求める観客に、彼らが体験したいと切望しているような何かを与えることができるのは、これしかないと思ったんだ。あそこ以外のどこに行けるというんだと思ったよ」と、エンタメ性が高い作品になることを示唆した。