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『きみに読む物語』アリー役を演じたジーナ・ローランズが死 享年94 晩年はアリーと同じくアルツハイマーを患っていた

ジーナ・ローランズ

ジーナ・ローランズ

Komugi Yamazaki

映画『きみに読む物語』で年老いたアリー役を演じた女優、ジーナ・ローランズが亡くなった。

TMZの報道によると、ジーナ・ローランズは8月14日に亡くなったという。享年94だった。

報道によれば、亡くなった時、彼女の家族はカリフォルニア州インディアンウェルズにある自宅で彼女と一緒にいたという。死因はまだ確認されていない。彼女の息子であるニック・カサヴェテス監督が、5年前に彼女がアルツハイマー病と診断されたことを、数ヶ月前に発表したばかりのことだった。

彼女が演じたアリーというキャラクターも、映画『きみに読む物語』の中で同じ病気に苦しんでいた。『きみに読む物語』は、情熱的な恋に落ちながらもその関係を引き裂かれてしまった男女の運命的な恋物語を描くラブ・ロマンス映画で、年老いてアルツハイマー病を患い療養施設で暮らすアリーに、デュークという男性がノートにつづられた恋愛物語を読み聞かせるというストーリーである。

息子のニック・カサヴェテスは、『きみに読む物語』の監督を務めた人物でもある。「母に年老いたアリーを演じてもらい、アルツハイマー病について多くの時間をかけて話し合い、リアルに描きたいと願った。そして、今、過去5年間、彼女はアルツハイマー病を患っていて、完全に認知症になっている。これは本当におどろくべきことで、ぼくたちはそれを実際に体験し、彼女がそれを演じ、そして今それが私たちに現実として降りかかっています」と彼は当時語っていた。

ジーナ・ローランズは、ゴールデングローブ賞やエミー賞を含む、多くの賞をその長いキャリアの中で受賞している。

1974年公開の主演作『こわれゆく女』で、ゴールデングローブ賞ドラマ部門で主演女優賞を受賞し、アカデミー賞で主演女優賞にノミネート。また、1980年公開の『グロリア』でもアカデミー賞主演女優賞に2度目のノミネートを果たした。

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