『ベイビー・ドライバー』出演俳優ハドソン・ミーク、16歳の若さで死去 悲劇的な事故で命を落とす
俳優ハドソン・ミークが事故により亡くなった。
ハドソン・ミークは12月21日(土)、走行中の車から転落し、16歳の若さでこの世を去った。
ハドソンは大ヒットアクション映画『ベイビー・ドライバー』(2017年)で主人公の幼い頃を演じたことで知られている。
事故が起こったアラバマ州のニュースサイト「Al.com」によると、ハドソンは「動いている車両から落下し、重傷を負った」という。事故は12月19日午後10時47分に発生し、その2日後の21日、搬送先の病院で死亡が確認された。
ビル・イェイツ主任副検視官は、ハドソンが事故により「鈍的外傷」を負ったことを確認し、現在その死因については調査中であると述べた。 また、TMZによれば、「警察は今回の件を事故として調査しており、事件性はないとみている」ようだ。また、事故に薬物やアルコールが関与した形跡も見られないという。
ハドソンの家族はハドソンのインスタグラムのアカウントを更新し、「私たちの心は張り裂ける思いです。ハドソン・ミークが今夜、イエス様のもとへ旅立ちました。16年という短い人生でしたが、彼は多くのことを成し遂げ、出会ったすべての人に大きな影響を与えました」と投稿した。
ハドソンは、『ベイビー・ドライバー』のほか、テレビドラマシリーズ「MACGYVER/マクガイバー」、「きみが還る場所」、「レガシーズ」などにも出演していた。最近ではドラマ「Found(原題)」にも出演し、また、9月にはフランスのドーヴィル映画祭に参加し、映画『The School Duel(原題)』のプレミアに出席していた。
9月14日には、インスタグラムで「50回目のドーヴィル米映画祭で競う偉大な作品の中に参加できたことを誇りに思う」との思いをつづっており、それが生前最後の投稿となった。
葬儀は、アラバマ州ホームウッドのドーソン・メモリアル・バプティスト教会にて、12月28日に、友人や家族が見守る中で行われた。