ネットフリックス初のスポーツ生配信、マイク・タイソン対ジェイク・ポールの試合で6,000万人が熱狂! 記録破りの注目を集めることに! さらにその裏では視聴トラブルも起きていた・・?
ネットフリックスが、マイク・タイソン対ジェイク・ポールのボクシング試合に関する問題に対応している。
米時間11月15日(金)、ネットフリックスから、元世界ヘビー級王者のマイク・タイソン(58)と、YouTuberでプロボクサーのジェイク・ポール(27)の試合が配信された。試合はジェイク・ポールが判定勝ちを収める結果となった。
【動画】『ジェイク・ポールvsマイク・タイソン』予告編 – Netflix
ネットフリックスにとって初めてのスポーツ生配信となった今回のビッグマッチは、6,000万人の視聴者を集めたが、映像が一時的に固まったりクラッシュするなど、映像の乱れが多く発生した。
そのため、多くの視聴者からストリーミングの不具合に対する困惑の声がSNSに寄せられる事態となった。
ネットフリックスの最高技術責任者(CTO)であるエリザベス・ストーン氏は社員に向けた連絡の中で問題について触れた。「Bloomberg」によると、ストーン氏は、「この前例のない規模により、多くの技術的な課題が発生した。しかし、配信チームは大多数の視聴者に安定したストリームを提供することを最優先にして見事に対応した」と述べたようだ。
また、ストーン氏は「報道やソーシャルメディアで品質問題についての話題を目にした方も多いと思う」「一部の視聴者が不満を抱えた経験を軽視するつもりはない。改善すべき点があることは理解しているが、それでもこのイベントは大成功だったと考えている」と付け加えた。
ネットフリックスの次の大規模なライブイベントはクリスマスに予定されており、カンザスシティ・チーフス対ピッツバーグ・スティーラーズ、続いてボルチモア・レイブンズ対ヒューストン・テキサンズのNFL試合が配信される。
ネットフリックスは11月16日(土)に「ポール対タイソンを世界中で6,000万人がライブで視聴!このボクシングのビッグイベントはソーシャルメディアを席巻し、記録を打ち破り、バッファリングシステムを限界に追い込んだ」とX(旧Twitter)で投稿した。