ティモシー・シャラメ、ボブ・ディラン役で魅せる!映画『名もなき者/A COMPLETE UNKNOWN』最新予告編が話題に!ディランのあの名曲をティモシーが熱唱[動画あり]

ティモシー・シャラメ
ティモシー・シャラメが、ジェームズ・マンゴールド監督のボブ・ディランの伝記映画『名もなき者/A COMPLETE UNKNOWN』の新しい予告編で、あの名曲を披露し話題となっている。
【動画】A COMPLETE UNKNOWN | Official Trailer | Searchlight Pictures
最新予告編では、ティモシー・シャラメが、ボブ・ディランの初期の代表曲の一つ「北国の少女(原題:Girl From the North Country)」を歌いながら、ミネソタからニューヨークに到着するシーンが描かれている。彼はフォークシンガーのジョーン・バエズ(演:モニカ・バルバロ)と親しくなり、2人の間にロマンスが芽生える。
シャラメ演じるディランがギターを握りながら、ベッドで上半身裸で「君の歌は、歯医者の待合室にある油絵みたいだ」とバエズに言う。バエズはキッチンのシンクで「あなたって本当にイヤなやつね、ボブ」と応じる。
予告編では、1963年の「モントレー・フォーク・フェスティバル」でディランとバエズがデュエットする映像も含まれている。また、ディランの当時の恋人スーズ・ロトロをモデルにした架空の人物、シルヴィ・ルッソ(演:エル・ファニング)も登場し、三角関係が展開する様子も描かれている。
ディランは「風に吹かれて(原題:Blowin’ in the Wind)」の歌手として定義されることに苛立ち、エレキギターを持ち「ライク・ア・ローリング・ストーン」を演奏することで全てを一変させる。彼のファンの半分はディランの新しい方向性に驚き、残りの半分がフォーク音楽への裏切りと感じ、激しい論争が巻き起こる。
今年7月下旬、ティモシー・シャラメがディランの「はげしい雨が降る(原題:A Hard Rain’s a-Gonna Fall)」を歌う最初の予告編が公開された。
【動画】A COMPLETE UNKNOWN | Official Teaser | Searchlight Pictures
米「バラエティ」誌とのインタビューでは、ボブ・ディランの専門家12人が『名もなき者/A COMPLETE UNKNOWN』に対して、好意的であるものの慎重な姿勢を見せている。特にシャラメの「はげしい雨が降る」のパフォーマンスを称賛している。ボブ・ディランに関する著書を多く執筆しているKG・マイルズ氏は「声を完璧に再現しているかって?そういう細かいことにこだわる人もいるだろう。でも、彼は非常にうまくやっている。ディランの声に宿る情熱と魂を、カラオケのように聞こえさせることなくしっかり伝えている」と述べた。
『名もなき者/A COMPLETE UNKNOWN』は、ジェームズ・マンゴールドとジェイ・コックスによって脚本が書かれ、イライジャ・ウォルドの2015年の著書「Dylan Goes Electric!(原題)」を原作としている。キャストには、エドワード・ノートン(ピート・シーガー役)、ボイド・ホルブルック(ジョニー・キャッシュ役)、P・J・バーン(ハロルド・レベントール役)、スクート・マクネイリー(ウディ・ガスリー役)、ダン・フォグラー(アルバート・グロスマン役)、ウィル・ハリソン(ボブ・ニューワース役)が出演している。
映画『名もなき者/A COMPLETE UNKNOWN』は、2025年2月公開。
公式サイト→ https://www.searchlightpictures.jp/movies/acompleteunknown





