トム・クルーズ、パリオリンピック閉会式パフォーマンスの撮影は『ミッション:インポッシブル』の合間に行われていた! 過酷なスケジュールも「全てボランティア」
俳優トム・クルーズは、2024年のパリオリンピック閉会式で次の開催地であるロサンゼルスを象徴する驚異的なスタントを披露し、大きな話題を呼んだ。
【動画】パリオリンピック閉会式公式動画(トム・クルーズ登場は3時間22分あたり)
今年8月11日、トムはパリオリンピック閉会式に登場し、ハリウッドの魅力を世界にアピールした。パフォーマンスはロサンゼルスオリンピック2028のチームによって企画され、トムが閉会式の会場であるスタッド・ド・フランスの屋根から飛び降り、スタジアムの地面に着地。その後、ロサンゼルス市長カレン・バスやオリンピック金メダリストのシモーネ・バイルズ選手のもとへ歩き、公式のオリンピック旗を受け取った。
旗を手にしたトムはバイクに乗り、エッフェル塔近くの飛行機へと向かい、その後、事前収録された映像で、ハリウッドサイン付近にスカイダイビングする様子が映し出された。
米業界誌Hollywood Reporterによると、2028年ロサンゼルスオリンピック組織委員会のケイシー・ワッサーマン氏は、「15分間の生中継番組を作るということを知り、そこで、世界で最高の人物を雇った」と語ったという。
トムはこのプロジェクトで報酬を全く受け取っておらず、関係者全員がボランティアで参加したという。
ワッサーマン氏は、事前収録の映像について「トムはロンドンで『ミッション:インポッシブル』の撮影を午後6時に終え、そのまま飛行機に乗った。彼がロサンゼルスに着いたのは午前4時で、軍用機に乗るシーンを撮影した」と明かした。
続けてワッサーマン氏は「ロサンゼルスでは、彼は2回のスカイダイビングを行い、1回目が気に入らなかったため、2回目を実行した。その後、パームデールからハリウッドサインまでヘリコプターで移動し、午後1時から5時まで撮影した。その後、バーバンク空港へ向かい、再びロンドンに戻った」と説明した。