ニコール・キッドマンの母が死去 ヴェネチア国際映画祭で主演女優賞を受賞するも、知らせを受け授賞式欠席&声明を発表
女優ニコール・キッドマン(57)の母ジャネル・アン・キッドマンさんが亡くなったことが報じられた。
9月7日、ドラマ「ビッグ・リトル・ライズ」や映画『ムーラン・ルージュ』、『アイズ ワイド シャット』などで知られるオーストラリア出身の女優、ニコール・キッドマンが、2024年のヴェネチア国際映画祭で『ベイビーガール(原題) / Babygirl』にて主演女優賞を受賞した。しかし、母親の死去の知らせを受け、ニコールは授賞式を欠席した。
ニコールは、先月末にこの映画のプロモーションのために上映会に参加していたが、その後、新しいネットフリックスのオリジナルシリーズの「理想の二人」のプレスツアーのためにイタリアを離れていた。再びヴェネチアに戻り、授賞式に参加したが、その直後に母が亡くなったという知らせを受けたという。
ニコール・キッドマンと、母ジャネル・アン・キッドマンさん↓↓
授賞式では、映画監督のハリナ・レインがニコールからの声明を代読した。ハリナは、「今日、ベニスに到着してすぐに、勇敢で美しいジャネル・アン・キッドマンが亡くなったことを知りました」「ショックを受けており、家族のもとに行かなければなりませんが、この賞は母に捧げるものです。母が私を作り上げ、導いてくれたおかげで、今の私がいます。ハリナを通じて、母の名前を皆さんに伝えることができ、感謝の気持ちでいっぱいです」とニコールの言葉を代読し、続けて「人生と芸術が交差する瞬間は非常に心を痛めるものであり、私は悲しみに暮れています」と語った。ハリナはニコールの声明を読み上げた後、「ニコール、私たちはみんなあなたを愛している」と付け加えた。
具体的な死因は明らかにはされていないようだが、ニコールの代理人は米ピープル誌に対し、母ジャネルさんの死を認め、「家族は深く悲しんでおり、プライバシーを尊重してほしい」と述べた。
9月13日、ニコールはインスタグラムを通じて、妹のアントニアとの共同声明を発表した。
ニコールは母の過去の写真や家族写真をいくつも投稿。「妹と私、そして家族は、今週私たちが感じた溢れんばかりの愛と優しさに感謝します。私たちの母を愛し、尊敬してくださる方々からいただいたメッセージはどれも、私たちにとって言葉では言い表せないほど意味のあるものでした。私たち家族全員から、お互いを気遣いながらプライバシーを尊重してくれてありがとうございます」と、感謝の気持ちをつづった。