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モデルのベラ・ハディッド、炎上した「アディダス」のキャンペーンについて謝罪「事件について知らなかった」パレスチナへの思いを語る

ベラ・ハディッド

ベラ・ハディッド

Komugi Yamazaki

人気モデルのベラ・ハディッドが、現在議論を巻き起こしている「アディダス」のキャンペーンについて初めてコメントを発表した。

ベラ・ハディッドは、「アディダス」の1972年のオリンピック記念のSL72スニーカーの再発売キャンペーンに出演した。しかし、同年のオリンピックでは、パレスチナのテロリストによるイスラエル選手への襲撃事件があったことで知られている。パレスチナの血を引き、現在起きているパレスチナ・イスラエル戦争でパレスチナへの支持を表明するベラが起用されたことが物議を醸し、キャンペーン写真が削除される騒ぎとなったのだ。

そして7月29日、ベラはソーシャルメディアで声明を発表。キャンペーンについて謝罪をした上で、反ユダヤ主義を非難し、イスラエルとの戦争が続いているパレスチナと自身のつながりについて語った。

「私の思いを知らない方々のために、『アディダス』との今回のキャンペーンについて直接お伝えしたいことがあります。私は、悲惨な事件と結びついた作品に意図的に関わることは決してありません。キャンペーンが発表される前には、それが1972年の恐ろしい出来事との歴史的なつながりを知りませんでした」

「私はショックを受け、動揺し、このキャンペーンに配慮が欠けていたことに失望しています。事前に知っていたら、私は絶対に参加しなかったでしょう。私のチームは知っているべきだったし、『アディダス』も知っているべきだったし、私自身ももっと調査をして知り、理解し、声を上げるべきだったと思っています」

「私はこれまでと同じように、これからも自分が間違っていると思うことには声を上げ続けます。関わった人たちは、みんなアートを通じて人々を結びつけようという気持ちだったと思いますが、すべての関係者の理解不足により、それがかないませんでした。私はいかなる形の憎しみも受け入れません。反ユダヤ主義を含め、それは絶対に揺るぎません」

「パレスチナの人々の解放を悲劇的な襲撃事件と結びつけることは、心が痛みます。パレスチナはテロリズムとは同義ではなく、このキャンペーンは私たちが誰であるかということを正しく表していない出来事をくしくも強調することになってしまいました。私は1人の誇り高きパレスチナ人女性であり、私たちの文化にはここ1週間で語られていること以上のものがあります」

「私はパレスチナの人々の側に立ち続け、反ユダヤ主義のない世界を求めて行動し続けます。反ユダヤ主義はパレスチナ人の解放には必要ありません。私はいつでも平和を暴力よりも優先します。ここには憎しみの居場所はなく、私は自分の人々だけでなく、世界中のすべての人々のために行動し続けます」

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