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ベラ・ハディッド、イスラエルの批判を受け「アディダス」の広告を降板! ベラは弁護士を雇い法的闘争を検討

ベラ・ハディッド

ベラ・ハディッド

Komugi Yamazaki
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人気スポーツブランドの「アディダス」は、人気モデルのベラ・ハディッドを1972年のミュンヘン・オリンピックにちなんだレトロシューズの広告キャンペーンから外した。BBCなどが伝えている。

パレスチナ人の父を持つベラ・ハディッドは、これまでフリー・パレスチナ運動について積極的に発言。また、今年初めにはガザ紛争の救援活動を支援するために寄付を行った。

そんなベラが今回「アディダス」の新キャンペーンのモデルに起用されたが、一部のイスラエル人がこの起用を批判した。

今回のキャンペーンのテーマとなっている1972年のミュンヘン・オリンピックでは、11人のイスラエル人選手がパレスチナの襲撃者に殺害されており、この起用はイスラエルを敵視していると非難された。この事件は、パレスチナ武装組織「黒い九月」により行われたテロ事件で、「ミュンヘンオリンピック事件」と呼ばれている。

この批判を受け「アディダス」は謝罪。批判を受け、ベラをキャンペーンから外したことを認めた。

「アディダス」はUSA TODAY Sportsを通じて声明を発表。「我々は、悲劇的な歴史的出来事との関連性が指摘されたことは、まったく意図的なものではありません。これによって引き起こされた不快感や苦痛を謝罪いたします」「これを受け、キャンペーンの残りを修正いたします。私たちは、スポーツが世界中をひとつにする力であると信じており、私たちが行うことすべてにおいて、多様性と平等を支持する努力を続けていきます」と述べている。

TMZの報道によると、ベラは法的闘争を検討しており、「『アディダス』の公的説明責任の欠如に対して行動を起こすために弁護士を雇った」と伝えられている。

ベラはまだ「アディダス」と契約を結んでいるが、今回の出来事に対する説明責任をブランドに求めているとも報じられている。

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