エルトン・ジョン、エミー賞受賞でみごと「EGOT」の仲間入り! 歴代19人目の人物に
イギリスの歌手エルトン・ジョン(76)が、エミー賞を受賞し、「EGOT(イーゴット)」を達成した19人目の人物となった。theguardian.comなどが伝えている。
「EGOT」とはエミー賞(Emmy)、グラミー賞(Grammy)、アカデミー賞/オスカー(Oscar)、トニー賞(Tony)の頭文字をつなげた用語で、この4つの賞をすべて獲得した人物に与えられる称号である。
日本時間1月16日(火)、米テレビ界最高峰のアワード「第75回エミー賞授賞式」が開催。エルトン・ジョンは、ディズニープラスの特番『エルトン・ジョン・ライヴ:Farewell from Dodger Stadium』で、バラエティ・スペシャル部門作品賞(ライブ)を受賞した。
この日エルトンは、ひざの手術のため式を欠席。代わりにプロデューサーのベン・ウィンストンが、ジョンの夫のデヴィッド・ファーニッシュらと共にステージに登壇。ベン・ウィンストンは「私はエルトン・ジョンではありません。残念ですが、彼はひざの手術を受けていました。彼はとても元気です。彼はこのすばらしい賞を与えてくださったテレビアカデミーに愛と感謝を送りたがっていました」と、エルトンの代わりに感謝の言葉を述べた。
さらにベン・ウィンストンは「私たちはこのショーが歴史的なものになるとわかっていました。このショーがエルトンの北米ツアー最後のショーで、そしてディズニー初のグローバル・ライブ・ストリームだったからです。私たちの人生のサウンドトラックを創り出し、社会にとって偉大な功績を残し、私たちのヒーローであるエルトンがEGOTを達成する歴史的なものになるとは想像していませんでした」と、興奮気味に語った。
【予告編】エルトン・ジョン・ライヴ:Farewell From Dodger Stadium
また、エルトン本人はインスタグラムを更新。「エミー賞を受賞し、私はこの上なく幸せです!このような評価をいただけたことは関係者全員の情熱と献身の証であり、心から感謝しています」「この賞を直接受け取ることができなかったことが残念です。最近、ひざの手術を受けたばかりで、おそらく、ピアノから飛び降りる一生を振り返る優しいリマインダーでもありますね(写真2をご覧ください!)。テレビジョンアカデミーと投票に時間を割いてくれたすべての方々に心からの感謝を送ります」とよろこびとユーモア、そして感謝を込めた文章を添えた。
これまでに「EGOT」を達成した人物は以下の通り↓↓
作曲家のリチャード・ロジャース
女優のヘレン・ヘイズ
女優で歌手のリタ・モレノ
俳優で監督のジョン・グールグッド
女優のオードリー・ヘプバーン
作曲家のマーヴィン・ハムリッシュ
作曲家で指揮者のジョナサン・チューニック
脚本家/作曲家/俳優のメル・ブルックス
監督でコメディアンのマイク・ニコルズ
コメディアンヌ/女優/司会者のウーピー・ゴールドバーグ
プロデューサーのスコット・ルーディン
作曲家のロバート・ロペス
歌手/作曲家/プロデューサーのジョン・レジェンド
作曲家でプロデューサーのアンドルー・ロイド・ウェバー
作詞家でプロデューサーのティム・ライス
作曲家でプロデューサーのアラン・メンケン
歌手のジェニファー・ハドソン
女優のヴィオラ・デイヴィス
歌手で作曲家のエルトン・ジョン