第50回トロント国際映画祭が開幕! チャニング・テイタム×キルステン・ダンスト、新作『ROOFMAN』で会場を魅了[写真あり]

キルステン・ダンスト&チャニング・テイタム Photo by Ayaka Saito
アカデミー賞の前哨戦として毎年注目を集めるトロント国際映画祭が、現地時間9月4日に開幕。今年で50周年を迎える記念すべき年に、豪華スターたちがトロントに集結している。
3日目となる9月6日には、新作映画『ROOFMAN(原題)』のプレミア上映が行われ、主演のチャニング・テイタムとキルステン・ダンストらがレッドカーペットに登場。会場には大勢のファンが詰めかけ、フラッシュの嵐と歓声に包まれるなか、二人は笑顔で写真撮影に応じ、華やかなひとときを演出した。



チャニングとキルステンが共演する『ROOFMAN』は、実在の連続強盗犯ジェフリー・マンチェスターの逃亡劇を描くクライム・ドラマ。逃亡中にトイザらスの屋上へと潜伏し、“ルーフマン”と呼ばれた男が、やがて従業員のリー(キルステン)と恋に落ちるという驚きの物語だ。メガホンを取ったのは、『ブルーバレンタイン』『プレイス・ビヨンド・ザ・パインズ/宿命』などで知られるデレク・シアンフランス監督。
今年の映画祭では、『ROOFMAN』のほかにも注目作が目白押し。ドウェイン・ジョンソンが伝説のレスラー、マーク・ケアーを演じる『The Smashing Machine(原題)』や、マッチングアプリ「Bumble」の創設者に着想を得た『スワイプ:マッチングの法則』、ブレンダン・フレイザー主演で全編日本ロケを敢行した『レンタル・ファミリー』など、多彩なラインナップが揃っている。
また日本からは、二宮和也主演で世界的ヒットゲームを実写化した『8番出口』、吉沢亮主演の『国宝』、堀貴秀監督の『JUNK WORLD』などが正式出品。国際舞台での日本映画の存在感にも注目が集まる。
トロント国際映画祭は現地時間9月14日まで開催予定。『ROOFMAN(原題)』の日本公開日は、現時点では未定となっている。
(取材・文/齋藤彩加)