「ハンニバル」マッツ・ミケルセン、あの印象的なシーンの撮影は超過酷だった! 「ー30度で50テイクも…」 デンマーク語で「会えてうれしい」をファンに教える場面も【「東京コミコン2024」レポート】
12月6日(金)より12月8日(日)までの3日間、幕張メッセ(千葉市美浜区)にて「東京コミックコンベンション2024」(以下、「東京コミコン2024」)が開催。最終日となる8日には人気ドラマ「ハンニバル」シリーズで知られるマッツ・ミケルセンとヒュー・ダンシーが登壇し、同シリーズについて語ってくれた。
ステージに登場したマッツは、指でハートを作りながら「東京に戻ってこられて本当にうれしい」、ヒューは「日本、そして東京へ来るのがじつは初めて。今日こうしてマッツと一緒に舞台に立ててうれしい」と笑顔を見せて挨拶をした。
「ハンニバル」は、ハンニバル・レクターの若き日を描く映画『レッド・ドラゴン』の登場人物を引き継いだ、オリジナルストーリー。シーズン2は、日本食の懐石料理のタイトルで全てのエピソードが綴られている。そんな同シーズンの思い出を聞かれたヒューは「1番最後のエピソードだね」とコメント。「最近、また見返したんだけど、本当に難しいシーンだった。でも同時にとてもうつくしいシーンでもあるなと思う」と語り、印象的な場面でシーズンを終えることができたことに満足したという。
マッツは「雨に打たれて自分の顔をキレイにするというような、なんかそんなシーンがあったんだけど、じつはあの雨の日、マイナス30度だったんだ。本当に雨が冷たくて、とても辛かったんだけど、50テイクもさせられた。だからとても印象に残るシーンだった」と過酷な撮影秘話を明かした。
また好きな日本食について、ヒューは「昨夜、神戸牛を食べたんだ。ものすごく美味しかったから、もうダントツで好きな食べ物リストのトップに上がったよ」と話し、マッツも神戸牛を大絶賛。しかし、何度も日本を訪れているマッツは、「やっぱりお寿司が好き。いくらでも食べらる。今日食べて、明日食べて、明後日食べるのもオッケー」と日本食愛を語ってくれた。
「ハンニバル」は、多くのグロテスクなシーンが登場するが、内臓や死体があるセットで仕事をすることによって私生活に影響があるのか聞かれたヒューは、「そういうグロテスクなものを見てもまったく影響はなかった。逆にとっても楽しかった」と振り返った。
「もちろんドラマだから、より残酷で、気持ち悪ければ悪いほどドラマとしては成功すると思う。ある意味ちょっと現実離れしているから、とても魅惑的というか。夢の世界にいるような、そんな感じで僕は受け止めていたから、とても楽しいなと思った」と意外な心境を明かし、マッツもこれに同意して、「私生活に影響はなかった」と答えた。
去年の東京コミコンでは、デンマーク語で「愛してる」を教えてくれたマッツ。今年の“デンマーク語講座”では、「会えてうれしい」を教えてほしいというリクエストに対し「デンマーク語でそういう言い方はしないんだ」と言いながらも、「Jeg er så glad for at have mødt dig.(あなたに会えてとてもうれしい)」というフレーズをシェア。また言うのが難しければ、投げキッスを代わりにすればいいというコツも教えてくれたことで、会場は大盛りあがりとなった。
来日ゲストたちは、3日通してさまざまなイベントに登壇予定。ステージスケジュールに関しては公式WEBサイトにて確認できる。「東京コミコン2024」は12月8日(日)まで開催。
東京コミコン 2024公式WEBサイト https://tokyocomiccon.jp/
開催概要
東京コミコン 2024
名 称:東京コミックコンベンション 2024 (略称:東京コミコン 2024)
会 期:2024年12月6日(金)11:00~19:00
7日(土)10:00~19:00
8日(日)10:00~18:00 ※開催時間は変更となる可能性があります。
会場:幕張メッセ(〒261-0023 千葉県千葉市美浜区中瀬 2-1)1 ホール~5 ホール
※ホールは変更となる可能性があります。
主催:株式会社東京コミックコンベンション、東京コミックコンベンション実行委員会
イベント内容
・国内外映画、コミックなどの最新情報公開
・企業出展(限定・先行商品の販売、グッズの展示など)
・実際に映画で使用されたプロップ(小道具)や、レアグッズの展示
・最新技術を使った様々なコンテンツの体験
・海外セレブ俳優との交流
・ステージでのライブやパフォーマンス
・コスプレイヤーとの交流、コンテスト
・漫画家やイラストレーターの作品展示や販売、「アーティストアレイ」
公式 X(旧 Twitter)https://twitter.com/TokyoComicCon