ジェレミー・ストロング、「メディア王~華麗なる一族~」ケンダル・ロイのスピンオフは興味なし? 「もう未練はない」 7年間の苦悩を語る

ジェレミー・ストロング
米俳優ジェレミー・ストロングが、ドラマ「メディア王 ~華麗なる一族~」のスピンオフシリーズに出演しない理由を明かした。
ジェレミー・ストロングは、映画『リンカーン』や『ジャッジ 裁かれる判事』などへの出演で知られており、さらに2018年からHBOで放映(日本ではU-NEXTにて配信)されているHBOのドラマシリーズ「メディア王 ~華麗なる一族~」に、ケンダル・ロイ役として出演している。
【動画】「メディア王~華麗なる一族~ <シーズン1>」
「メディア王 ~華麗なる一族~」は風刺コメディードラマシリーズで、世界的巨大メディア企業を経営するローガン・ロイ家とその4人の子供たちを描く。ロイ家の人々は愛や憎しみを互いに抱え、争いを繰り返すというストーリーだ。昨年最終シーズンとなるシーズン4が放映された。
同ドラマは大ヒットし、数々のアワードで賞を受賞。今年開催された「第75回エミー賞」では、ドラマ・シリーズ部門で作品賞を受賞するなど最多6冠に輝いた。
スピンオフが期待される「メディア王 ~華麗なる一族~」だが、主要人物の一人ケンダル・ロイを演じたジェレミー・ストロングは、自身が演じたキャラクターに焦点が当てられたスピンオフには前向きではないようだ。
「ロンドン・タイムズ」のインタビューに応じたジェレミー・ストロングは、「『メディア王 ~華麗なる一族~』は計り知れないほどの贈り物だった。その素材は本当に豪華なものだったので、それが恋しいよ。でも、ケンダルの葛藤を7年間も抱えていたのは辛かった。そして、やりたいことが他にたくさんある」「時々、喜びを感じることを忘れてしまうこともあったんだ」と、ケンダル役を演じる苦悩について述べた。
彼があまりに役に入り込んでいたため、「メディア王 ~華麗なる一族~」の共演者が彼を心配していたこともあったという。
ケンダル・ロイに焦点が当てられたスピンオフについて尋ねられると、ジェレミーは「もうそれをやりたいとは思っていない。それが自分の人生の主要な章の一つであることはわかっているけど、もう未練はない」と答えた。





