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テイラー・スウィフト、テロ計画により中止になったウィーン公演についてついに口を開く! 「恐怖と罪悪感を感じた」 沈黙していた理由も明らかに

テイラー・スウィフト

テイラー・スウィフト

Komugi Yamazaki
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人気歌手のテイラー・スウィフトが、テロ計画により3公演がキャンセルとなった、「The Eras Tour」のオーストリア・ウィーン公演、そしてステージに戻ることについて口を開いた。

今週、ロンドンでのウェンブリー公演を成功させ、ヨーロッパ・ツアーを終えたテイラー・スウィフト。しかしこのヨーロッパ・ツアーでは、テロ計画発覚により、ウィーンの3公演をキャンセルすることを余儀なくされた。

8月7日、オーストリア警察は、ウィーンのエルンスト・ハッペル・スタジアムで予定されていたテイラー・スウィフトのコンサートで、テロを企てたとして容疑者2人を逮捕した。このテロ計画はISIS関連のものとされている。

その後コンサートのプロモーターは声明を発表。8月8日~10日にかけて開催される予定であった3公演の中止を発表し、チケットの払い戻しの詳細を記載した。

この件に関しコメントしていなかったテイラーが、ついに沈黙を破った。

テイラーはSNSを更新。「The Eras Tourのヨーロッパ公演が正式に終了しました。これまで演奏した中で最も情熱的な観客、ショーにおける新しい伝統、そしてまったく新しい時代(Era)が加わりました」と書き始めた。

恐怖と罪悪感

そして「ロンドン公演のステージを歩くのは、ジェットコースターのような感情でした。ウィーンの公演がキャンセルされたことはとてもショックでした。キャンセルの理由を聞いて、私は新たな恐怖と、多くの人がその公演に来る予定だったことに対し、とてつもない罪悪感に苛まれました」と、その時の心境をつづった。

さらにテイラーは「しかし、警察や政府当局に感謝しています。彼らのおかげで、私たちは命ではなくコンサートを悲しむことができたのだから。私は、ファンの愛と団結に心を打たれました。私は、ロンドン公演を見に来る50万人近い観客を守るために、全エネルギーを注ぐべきだと決心しました。チームと私は、スタジアムスタッフや英国当局と協力して、その目標を達成するために毎日働きました」と続けた。

沈黙していた理由

また、テイラーは「はっきりさせておきますが、私のショーに来てくれるファンに危害を加えようとする人たちを刺激する可能性がある場合、私は公に何かを話すつもりはありません」「今回のような場合、『沈黙』とは実際には自制心を示すことであり、表現することが正しい時に自分を表現するのを待つことなのです。私の最優先事項はヨーロッパ・ツアーを無事に終えることで、それができたと言えるのは大きな安堵感でいっぱいです」と、犯人や模倣犯を刺激しないよう、ここまで沈黙を貫いていたことを明らかにした。

さらにロンドンでのショーについて、観客が「情熱、喜び、高揚感で爆発していた」と称賛。「あのスタジアムのエネルギーは、毎晩9万2千人の人々から最も巨大なクマのぬいぐるみからのハグのようで、あそこで安心感と平穏を取り戻せる場所に私を連れ戻してくれました」とつづった。

テイラーはしばらく休息に入り、「The Eras Tour」は10月からまた再開され、12月で終了する予定である。

【動画】Taylor Swift – I Can Do It With A Broken Heart (Official Video)

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