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キャサリン妃、がん治療完了後初の公務 ウィリアム皇太子とともにダンスクラス襲撃事件の被害者遺族を訪問

キャサリン妃とウィリアム皇太子

キャサリン妃とウィリアム皇太子

Komugi Yamazaki
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イギリス王室のキャサリン妃は、今年の夏に起きたダンスクラスでの大量刺殺事件で犠牲となった子供たちの遺族を訪問した。がん治療を終えてから初めての公式訪問となった。

10月10日、キャサリン妃とウィリアム皇太子は、7月29日の事件が起こったイングランド北西部サウスポートを訪れ、遺族と面会をおこなった。この事件では、サウスポートのハート通りにある子供向けのダンス教室が刃物を持った男に襲撃され3人の子供が亡くなり、その他に10人が負傷し、そのうち8人は子供だった。ウェールズ公夫妻は亡くなった3人の少女の家族や、事件を目撃したダンスの先生との面会も含まれていた。

英デイリー・メール紙によれば、ウィリアム皇太子とキャサリン妃は、犠牲者の遺族一人ひとりと30分ずつ時間を過ごしたようだ。

ウィリアム皇太子とキャサリン妃は10月10日にX(旧ツイッター)で、救急隊の関係者たちと会った際の写真を添え、「私たちは引き続き、サウスポートの皆さんと共に歩んでいます。今日、地域の皆さんにお会いできたことは、想像を超える悲劇ののちに、互いに支え合うことの重要性を改めて実感させられる貴重な経験となりました。皆さんはこれからも私たちの心と祈りの中にあります」とつづった。

この投稿には「W & C」と、ウィリアム皇太子とキャサリン妃の名前のイニシャルが署名されており、メッセージが彼ら自身からのものであることを示している。

ウェールズ公夫妻には11歳のジョージ王子、9歳のシャーロット王女、6歳のルイ王子の3人の子供がおり、刺殺事件のすぐ後にも哀悼の声明を発表し、その中で親として次のようなメッセージを送った。

「親として、今日サウスポートで犠牲となった方々の家族や友人、愛する人たちがどれほどの悲しみを抱えているか、私たちには到底想像できません。この恐ろしい攻撃に関わったすべての方々に、私たちの愛、思い、そして祈りを送ります」

「また、最も恐ろしい現場に直面しながらも、地域が最も必要としていたときに思いやりとプロフェッショナリズムを発揮した救急隊の関係者の皆さんにも感謝します」と述べ、こちらにも「W & C」と署名されていた。

王室の訪問は10月10日、世界メンタルヘルスデーにおこなわれた。メンタルヘルスは、夫妻が共同で運営する慈善団体「ロイヤル財団」の主要な取り組みの一つである。ウィリアム皇太子は、退役した英国空軍の捜索救助パイロットであり、さらにイースト・アングリア航空救急隊でも活動していたため、救急隊員のメンタルヘルスは彼にとって特に大切なテーマだ。

ウィリアム皇太子は、「最初に考えたのは、皆さんが目の当たりにしたことをどうやって処理するのかということでした」と語り、「だから、時間をかけてください。急いで仕事に戻らないで、必要なことをしてください。話し合ってください。もし上司が休む時間を与えないなら、彼らにきちんと抗議してください。リラックスする時間を持つことは本当に大切です」と述べた。

英サン紙によると、マーシーサイド消防署のフィル・ガリガン署長は、「キャサリン妃は一度建物を出たものの、感情が高ぶっている緊急対応者たちの様子に気づき、彼らにハグをするために戻ってきました。彼らにとって、この出来事がどれほど大きな影響を与えたのかを伝えるのがどれほど難しいかを理解していたのだと思います」と述べた。

さらにガリガン署長は、「この行動は、王妃がとても思いやりのある人だということを示しており、対応者たちにとっても感動的な瞬間だったと思います」と付け加えた。

ウェールズ公夫妻の「ロイヤル財団」は、サウスポートの刺殺事件に対応した人々を支援するため、警察と福祉サービスが設立した募金活動を支援している。

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