ザック・エフロン、『ハイスクール・ミュージカル』が特別な映画になると撮影時に確信していた! 「みんなが一つになって・・」 そのシーンとは[動画あり]

『ハイスクール・ミュージカル』のバスケシーンを見返すザック・エフロン
ザック・エフロンが、自身がスターとなるきっかけとなったディズニー・チャンネル映画『ハイスクール・ミュージカル』についてふり返った。
現在36歳のザック・エフロンは、まだ10代だったときにディズニー・チャンネルでヴァネッサ・ハジェンズやアシュレイ・ティスデイルと共演した映画『ハイスクール・ミュージカル』が大成功を収め、結果3本の映画とスピンオフのテレビシリーズが生み出された。
今回、Vanity Fair誌のインタビューで、ザックは原点である2006年の『ハイスクール・ミュージカル』について語り、その中の最も象徴的なシーンについて振り返り、これが特別な映画になる可能性にキャストたちが気付いた瞬間も明かした。
【動画】『ハイスクール・ミュージカル』の自身のシーンを見ながら、当時の撮影を振り返るザック・エフロン(2分55秒あたりから)
ザックは「Get’cha Head in the Game(大切なのはバスケット!)」での、バスケットボールを使用した激しい動きのパフォーマンスについて「最初に思い浮かぶのは、本当にすべてのシーンのために練習をしたことだね。CGは使っていないよ。そんな予算はなかったと思う」「だからいい気分だったよ」と撮影のために練習を積んでいたことを明らかにした。
さらにザックは「多くの人は知らないかもしれないけど、『ハイスクール・ミュージカル』はテレビ用に作られた映画で、とても小さいものだったんだ。だから、撮影スケジュールは非常に短く、リハーサル時間は限られていた。振り付け師のチャッキーは実はそのシーンに出演していて、ケニー・オルテガ(監督)はこの映画にかけていたんだ」とそのシーンがいかに大変だったかについて語った。
この重要なシーンについてザックはこうも語っている。
「でも、彼(ケニー・オルテガ監督)にとってきっとうれしい驚きだったのは、全員が彼の望むことだけでなくそこから一歩先をワクワクしながら目指していたことかな。この映画のバスケットボールとドリブルのシーンがね…ぼくたちがバスケットボールを使って練習を始めて、みんなのタイミングがぴったり合うようになるまでに確か2日間かかったよ。バスケットボールを使ったリハーサルはおそらく2、3時間かな。5回くらいやって、やっと成功した。みんなが一つになった感じだった」「みんな感動していたよ。そのとき初めて全員が『この映画はすごいものになるかも』と思ったよ」
「それは本当にクールだったよ。本当に特別な瞬間だったし、今でもそれをやってのけたすべての仲間たちを誇りに思っているよ。大変だったからね。本当に大変だった。ボールがどこにとんでいくかわからないから。顔に当たっていた人も多かった。そのときはすごくおもしろかったよ」と当時をふり返った。
インタビューでザックは映画『グレイテスト・ショーマン』に出演したときのことにも触れ、ミュージカルというジャンルは「心に非常に近く、大切なもの」であると語った。