故エリザベス女王、最期の地としてスコットランドのバルモラル城を選んだ理由が明らかに! 「そこで最期の日々を・・」 息子チャールズ国王が明かす
9月29日、スコットランド議会の25周年記念式典で、イギリス王室のチャールズ国王(75)は、エリザベス女王がバルモラル城を最期の地として選んだ理由は、彼女がスコットランドを愛していたからだと明かした。
チャールズ国王とカミラ王妃(77)は9月8日、エリザベス女王の二回忌にクラシー村の教会に参拝し、その際にチャールズ国王はエリザベス女王について、「私の母はバルモラル城で過ごす時間を特に大切にしており、彼女が最も愛した場所で、最期の日々を過ごすことを選んだのです」と語った。
チャールズ国王はまた、スコットランドは「家族や私にとって、常に特別な存在でした」と述べ、彼の「愛する祖母も誇り高きスコットランド人でした」と語っている。
スコットランド議会の25周年記念式典でのチャールズ国王↓↓
エリザベス女王は2022年9月8日、スコットランドのアバディーンシャーにあるバルモラル城で96歳で亡くなった。
亡き女王は、毎年少なくとも1回はバルモラルを訪れており、特に夏の終わりには王室の家族や故フィリップ王配と一緒に過ごすのが恒例となっていた。
2023年12月に公開された、チャールズ国王の戴冠式の裏側を捉えたドキュメンタリー『素顔のチャールズ3世 ーイギリス新国王の1年ー』の中で、アン王女(74)は母エリザベス女王がバルモラルで最期を迎えることを心配していたと明かした。
アン王女は、「彼女はバルモラルで亡くなることに難しさを感じていたこともあったと思います」と語った。そして、王室の家族は女王が仕事のことは心配せずに、バルモラルでの時間を楽しむように促したと説明した。
ヘンリー王子も「僕にとって、バルモラルはいつも楽園そのものだった」と2023年1月に出版された回想録「スペア」の中で語っている。「家族は皆、外で過ごすことが大好きだった。特に祖母は、毎日少なくとも1時間は新鮮な空気を吸わないと気が済まない人だった」とエリザベス女王とバルモラルを訪れた思い出を明かしている。
アン王女はエリザベス女王がバルモラルで最後を迎えたことについて、「だから、最終的には彼女もそれで良かったと思ってくれたと願っています。なぜなら、私たちはそう感じていたからです」と述べた。