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俳優コリン・ファレル、重い知的障害を抱える息子ジェームズについて語る―特別支援が必要な若年成人のための財団を設立

コリン・ファレルと、息子のジェームズ

コリン・ファレルと、息子のジェームズ

Komugi Yamazaki

俳優コリン・ファレル(48)が、彼の20歳の息子ジェームズが患っている「アンジェルマン症候群」について語った。

アンジェルマン症候群とは、重い知的障害、てんかん、ぎこちない動きを示し、ちょっとしたことで笑うなどの行動を特徴とする疾患で、口が大きいなどの外見的な特徴もみられる。

今回コリン・ファレルは、「コリン・ファレル財団」を立ち上げ、初めて息子の診断について公に話した。

コリンは、米ピープル誌に対し、「これについて話すのは今回が初めてで、もちろん話す理由は、ジェームズにこの件についてどう思うかを直接聞くことができないから」と語った。

彼はさらに続けて、「もちろん、ぼくが聞くことはできる。ぼくは彼に対して、彼が20歳で英語を完全に流暢に話せて、年相応の認知能力を持っているかのように話す。でも、この件について彼がどう感じているかを判断するための明確な答えを彼から得ることはできない。ジェームズの性格や彼がどのような青年であるか、そして彼の心の中にある善良さを理解していることを基に判断するしかない」と説明した。

コリンは元モデルのキム・ボーデナーヴとの間にジェームズをもうけており、ジェームズが9月に21歳になると、支援システムから外れることについても語った。コリンは、新しく立ち上げた財団が、知的障害を持つ大人たちを支援することを願っている。

彼はまた、知的障害を持つ若者たちの現状について「子供が21歳になると、彼らは基本的に自分でやっていくしかなくなる」「特別支援教育のクラスやその他の保護措置はすべてなくなり、現代社会の一員として統合されるべき若い大人が、ほとんどの場合、取り残されてしまう」と述べた。

また、コリンは自分のために「良いこと」をするたびに感じる「罪悪感」についても語った。

「この状況はすべてを飲みこんでしまうので、自分のために何か良いことをする、例えばマッサージを受けるとか、夫や妻と二日間の小旅行に出かけるとかすると、自分が無責任であるように感じたり、子供を放っておいているように感じたりする」と彼は述べた。

現在、財団は「ColinFarrellFoundation.org」で寄付を受け付けている。

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