第82回ゴールデングローブ賞授賞式が開催! 「SHOGUN 将軍」真田広之が主演男優賞、浅野忠信が助演男優賞を受賞 ともに日本人初の快挙[受賞結果リストあり]
現地時間2025年1月5日(日)に第82回ゴールデングローブ賞の授業式が開催され、真田広之が主演を務めた『SHOGUN 将軍』が最多4冠を獲得した。
「SHOGUN 将軍」は米FXと米Hulu(日本ではディズニープラス)でストリーミング配信され大ヒット。ジェームズ・クラベルによる小説「将軍」が原作の戦国時代の日本を舞台にした同作品は、作品賞を含む4部門で受賞し、TV賞を独占した。プロデューサーで主演の真田広之が主演男優賞、浅野忠信が助演男優賞。ともに日本人初の快挙となった。そしてアンナ・サワイが主演女優賞を受賞し、これで日本人歴代最多受賞となった。
真田は壇上で「私の人生に関わってくれたすべての人に感謝を伝えたいです。皆さんのおかげで私はここにいます。そして、世界中の若い俳優やクリエイターたちに伝えたいです。自分らしくいてください。自分を信じて、決してあきらめないでください。頑張ってください。ありがとう」とコメントし、本作に関わったキャストやクルーに感謝の意を述べた。
映画部門では、戦後の移民体験を描いた歴史大作『The Brutalist(原題)』、性別適合手術を受けた麻薬王を描いたミュージカル『Emilia Pérez(原題)』がトップの栄誉に輝いた。 最優秀ミュージカル・コメディ賞に選ばれた『Emilia Pérez(原題)』が4部門で受賞し全作品をリード、最優秀ドラマ賞を受賞した『The Brutalist(原題)』が僅差の3部門で受賞した。
映画部門
最優秀ドラマ作品賞
★『The Brutalist(原題)』
『名もなき者/A COMPLETE UNKNOWN』
『教皇選挙』
『デューン 砂の惑星 PART2』
『Nickel Boys(原題)』
『September 5(原題)』
最優秀ミュージカルまたはコメディ作品賞
『ANORA アノーラ』
『チャレンジャーズ』
★『Emilia Pérez(原題)』
『A Real Pain(原題)』
『The Substance(原題)』
『ウィキッド ふたりの魔女』
最優秀アニメーション作品賞
★『Flow(原題)』
『インサイド・ヘッド2』
『Memoir of a Snail(原題)』
『モアナと伝説の海2』
『Wallace & Gromit: Vengeance Most Fowl(原題)』
『The Wild Robot(原題)』
最優秀女優賞(ドラマ)
パメラ・アンダーソン 『The Last Showgirl(原題)』
アンジェリーナ・ジョリー 『Maria(原題)』
ニコール・キッドマン 『Babygirl(原題)』
ティルダ・スウィントン 『The Room Next Door(原題)』
★フェルナンダ・トーレス 『I’m Still Here(原題)』
ケイト・ウィンスレット 『Lee(原題)』
最優秀男優賞(ドラマ)
★エイドリアン・ブロディ 『The Brutalist(原題)』
ティモシー・シャラメ『名もなき者/A COMPLETE UNKNOWN』
ダニエル・クレイグ 『Queer(原題)』
コールマン・ドミンゴ 『Sing Sing(原題)』
ラルフ・ファインズ『教皇選挙』
セバスチャン・スタン 『The Apprentice(原題)』
最優秀女優賞(ミュージカルまたはコメディ)
エイミー・アダムス 『Nightbitch(原題)』
シンシア・エリヴォ 『ウィキッド ふたりの魔女』
カーラ・ソフィア・ガスコン 『Emilia Pérez(原題)』
マイキー・マディソン『ANORA アノーラ』
★デミ・ムーア 『The Substance(原題)』
ゼンデイヤ 『チャレンジャーズ』
最優秀男優賞(ミュージカルまたはコメディ)
ジェシー・アイゼンバーグ 『A Real Pain(原題)』
ヒュー・グラント 『Heretic(原題)』
ガブリエル・ラベル 『Saturday Night(原題)』
ジェシー・プレモンス 『Kinds of Kindness(原題)』
グレン・パウエル 『Hit Man(原題)』
★セバスチャン・スタン 『A Different Man(原題)』
最優秀助演女優賞
セレーナ・ゴメス 『Emilia Pérez(原題)』
アリアナ・グランデ 『ウィキッド ふたりの魔女』
フェリシティ・ジョーンズ 『The Brutalist(原題)』
マーガレット・クオーリー 『The Substance(原題)』
イザベラ・ロッセリーニ『教皇選挙』
★ゾーイ・サルダナ 『Emilia Pérez(原題)』
最優秀助演男優賞
ユーラ・ボリソフ『ANORA アノーラ』
★キーラン・カルキン『A Real Pain(原題)』
エドワード・ノートン『名もなき者/A COMPLETE UNKNOWN』
ガイ・ピアース『The Brutalist(原題)』
ジェレミー・ストロング『The Apprentice(原題)』
デンゼル・ワシントン『グラディエーターII 英雄を呼ぶ声』
最優秀監督賞
ジャック・オーディアール 『Emilia Pérez(原題)』
ショーン・ベイカー『ANORA アノーラ』
エドワード・バーガー『教皇選挙』
★ブレイディ・コルベット 『The Brutalist(原題)』
コラリー・ファルジャット『The Substance(原題)』
パヤル・カパディア 『All We Imagine as Light(原題)』
テレビ部門
最優秀テレビシリーズ(ドラマ)
「The Day of the Jackal(原題)」
「The Diplomat(原題)」
「Mr. and Mrs. Smith(原題)」
★「SHOGUN 将軍」
「Slow Horses(原題)」
「イカゲーム」
最優秀テレビシリーズ(ミュージカルまたはコメディ)
「アボット エレメンタリー」
「一流シェフのファミリーレストラン」
「The Gentlemen(原題)」
★「Hacks(原題)」
「Nobody Wants This(原題)」
「マーダーズ・イン・ビルディング」
最優秀テレビ映画・リミテッドシリーズまたはアンソロジーシリーズ
★「私のトナカイちゃん」
「Disclaimer(原題)」
「モンスター:ライルとエリック・メネンデスの物語」
「THE PENGUIN-ザ・ペンギン-」
「Ripley(原題)」
「True Detective: Night Country(原題)」
最優秀女優賞(テレビシリーズ・ドラマ)
キャシー・ベイツ「Matlock(原題)」
エマ・ダーシー「ハウス・オブ・ザ・ドラゴン」
マヤ・アースキン「Mr. and Mrs. Smith(原題)」
キーラ・ナイトレイ「Black Doves(原題)」
ケリー・ラッセル「ザ・ディプロマット」
★アンナ・サワイ「SHOGUN 将軍」
最優秀男優賞(テレビシリーズ・ドラマ)
ドナルド・グローバー「Mr. and Mrs. Smith(原題)」
ジェイク・ギレンホール「推定無罪」
ゲイリー・オールドマン 「Slow Horses(原題)」
エディ・レッドメイン「The Day of the Jackal(原題)」
★真田広之「SHOGUN 将軍」
ビリー・ボブ・ソーントン「Landman(原題)」
最優秀女優賞(テレビシリーズ・ミュージカルまたはコメディ)
クリステン・ベル 「Nobody Wants This(原題)」
キンタ・ブランソン「アボット エレメンタリー」
アヨ・エデビリ 「一流シェフのファミリーレストラン」
セレーナ・ゴメス 「マーダーズ・イン・ビルディング」
キャスリン・ハーン 「アガサ・オール・アロング」
★ジーン・スマート 「Hacks(原題)」
最優秀男優賞(テレビシリーズ・ミュージカルまたはコメディ)
アダム・ブロディ「Nobody Wants This(原題)」
テッド・ダンソン「A Man on the Inside(原題)」
スティーブ・マーティン「マーダーズ・イン・ビルディング」
ジェイソン・シーゲル 「Shrinking(原題)」
マーティン・ショート 「マーダーズ・イン・ビルディング」
★ジェレミー・アレン・ホワイト「一流シェフのファミリーレストラン」