アンセル・エルゴート、新作サバイバルスリラー映画『Faster Than Horses』に出演決定! サハラ砂漠での過酷なマラソンで起きるサバイバルがテーマに! なんと実際に起きたできごとだった・・?
アンセル・エルゴート(30)の新しい映画への出演が決定した。
米俳優アンセル・エルゴートは、米ニューヨークで、写真家の父とオペラ演出家の母のもとに生まれ、幼いころから演技のレッスンを受けた。2013年に公開されたキンバリー・ピアース監督のホラー映画『キャリー』で映画役者デビューを果たし、クロエ・グレース・モレッツ、ジュリアン・ムーアらと共演した。
アンセル・エルゴートは『きっと、星のせいじゃない。』(2014年)、『ウエスト・サイド・ストーリー』(2022年)などのヒット作への出演で知られているが、今回、ジェームズ・アースキン監督と作家でサバイバル専門家のベア・グリルスが製作する、サバイバルスリラー映画『Faster Than Horses(原題)』で主演を務めることが明らかになった。
米Varietyによると、『Faster Than Horses』のストーリーは、実際に起きたできごとが元になっている。ハンプトン・サイドの記事に、元オリンピック選手が世界で最も過酷なマラソン、サハラマラソンと呼ばれる「マラソン・デ・サーブル」で、栄光への復活を目指すというもののようだ。マラソン・デ・サーブルは、サハラ砂漠を横断する過酷なマラソンで、そのレース中に壊滅的な砂嵐が襲う。主人公はサハラ砂漠で迷子になり、勝利ではなく生存のために10日間の戦いを繰り広げる。
映画『パンターニ/海賊と呼ばれたサイクリスト』『氷上の王、ジョン・カリー』などのスポーツドキュメンタリーでも知られるジェームズ・アースキンが監督を務め、脚本はマイケル・ムル、クリス・ムル、アースキン監督が手掛ける。
サバイバル術を紹介するテレビ番組にも出演経験のあるベア・グリルスは、「この物語を長年知っていて、これを実現するチームの一員になれることに非常に興奮している」と、撮影参加への喜びを表した。
また、ベアは「アンセルが演じる役についての考えを彼に伝えながら一緒に撮影に取り組み、彼の演技にリアリティを加える作業は非常に充実したものだった」「アンセルが、肉体的にも精神的にも不可能な逆境と闘う男を演じる姿は、観客の心をつかむだろう」とアンセルとの撮影の裏側についても明かした。