50本塁打・50盗塁を達成した大谷翔平選手のボールが、なんと6億円超えで落札! おどろくべきはその送料・・?
ロサンゼルス・ドジャースの大谷翔平選手は9月19日、大リーグ史上初となる「50本塁打・50盗塁」を達成した選手として歴史に名を刻んだ。そして、彼が打ったボールがオークションで売却され、その金額が明らかになった。
大谷翔平選手は2024年8月23日(日本時間24日)に、メジャー史上初の40本塁打と40盗塁を達成した。出場126試合での到達で、2006年にナショナルズのソリアーノがマークした147試合での最速記録を大幅に更新する形で40本塁打と40盗塁の記録を達成。そして今、50本塁打・50盗塁を史上初めて達成した選手となった。
50本塁打・50盗塁達成試合でボールを手に入れたファンは、オークション会社の「ゴールディン」にそのボールを持ち込み、ボールは高額で売却された。さらに、驚くべきはその送料だ。
ゴールディンでのオークションは10月22日火曜日の夜10時(現地時間)に終了し、最終価格は360万ドル(約5億5000万円)であった。
実際の購入者の最終支払額は、ゴールディンの買手手数料が加算され、439万2千ドル(約6億6600万円)となった。買手手数料は落札者に課される料金で、最終入札価格の22%が適用される。最低買手手数料は19ドル(約2900円)だ。
大谷選手のボールの売却額439万2千ドルは、歴史的な取引として記録され、これまで最も高価だったマーク・マグワイアの70号本塁打ボールの300万ドル(約4億5,800万円)を上回り、史上最も高価な野球ボールとなった。
さらに、驚くのはその送料だ。430万ドルを超えるメモラビリア(スポーツ記念品)に対して、購入者は米国内の配送に19ドルの送料を負担する必要がある。また、購入者にはオークションごとに0.9%の保険料も課されており、この取引の場合は39,528ドル(約603万円)となる。
6億円を超える高額取引でも、送料無料にならないことには驚きだ。